『すべての瞬間が君だった』
【すべての瞬間が君だった】ハ・テワン 著 呉 永雅 訳
※Instagramに投稿した内容をそのまま投稿しています。
本書は僕が韓国文学にこれから触れようと考えた時、まずは何を読めばいいのか分からなかったので、韓国文学のおすすめ本を紹介しているサイトを参考にして手に取った一冊である。
この詩集も恋愛や愛、男女の関係をテーマにしたものが多く収録されており、読んでいて心にグッとくるものがあった。
その中でも『愛』というテーマの詩が好き。
「ほんとうに愛らしいね、あなたは。それ以外の言葉をあえてつけ加える必要はないよ。」っと。
たったこれだけの文章だけど、僕も愛というものはあれこれと御託を並べずに″ただ愛している″ただそれだけでいいじゃないかと考えているので、とても共感した。どこどこが好きだから愛してるって言葉はそれがなくなったら愛してくれないのかなと相手を不安にさせたり、プレッシャーを与える言葉だと僕は思うんだ。
他にもおすすめの詩が収録されているので、詩が好きな方は是非手にとって一度読んでみてほしい。
Ryuki