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『#発言する女性として生きるということ』

【#発言する女性として生きるということ】
チョン・ソヨン 著  李聖和 訳
※Instagramに投稿した内容をそのまま投稿しています。

 本書は韓国SFの話題作『となりのヨンヒさん』の著者チョン・ソヨンさんによる初めての邦訳エッセイ集です。
 本書を一言で言うと、「韓国で現在、起きている社会問題」を教えてくれる本です。

 僕が本書を手に取った理由は、冒頭にご紹介した『となりのヨンヒさん』(僕のInstagramでも取り上げました)を読んで面白かったからです。
 また、版元のクオンさんと著者のチョン・ソヨンさんのご厚意により、本書が刊行される前のゲラに目を通すご機会を与えていただいたことが一番大きな理由です。そのようなご機会を与えていただいたことに感謝しております。

 実際、本書を読んでみて「ここまで日本と韓国の社会問題が似ていて、生きづらい社会に我々は住んでいるが、それでも何か光を見つけようと皆、頑張って生きているんだな」と思いました。

 著者は作家でもあり、弁護士でもあるので、韓国の社会を間近に見ている方のお話を聞くのは、面白いですし信憑性もあります。
 それに、本書を通して現在起きている韓国と日本の社会問題を照らし合わせてみて双方の解決策を見つけ出すのも面白いと思います。

 本書はチョン・ソヨンさんが弁護士という目線で書かれたエッセイです。
 彼女が書く韓国SFも好きだけど、彼女が何を考えているのか彼女のことがもっと知りたいと言う方におすすめのエッセイです。

※僕が本書のゲラを読んだ時の感想は上記のサイトでご確認ください♪

Ryuki

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