『悩みの多い30歳へ。~世界最高の人材たちと働きながら学んだ自分らしく成功する思考法~』
【悩みの多い30歳へ。~世界最高の人材たちと働きながら学んだ自分らしく成功する思考法~】キム・ウンジュ 著 藤田麗子 訳
※Instagramに投稿した内容をそのまま投稿しています。
このタイトルを目にした時、正に今の僕が読むべき一冊だと思ったので、手に取りました。
僕も今年2023年4月1日に晴れて30歳を向かえたのですが、自分の人生に悩んでいることもあって本書を読んでみた訳なのですが、実際読んでみて僕が思っていた内容とは違いました。
僕は大したスキルもキャリアもなくダラダラと30歳を向かえてしまいましたが、彼女はマイクロソフト、モトローラ、クアルコム、サムスンといった世界的な大企業で22年の実務経験を積み、サムスン電子のウェアラブル製品で多数のデザイン賞を受賞して "業界をリードする人物" に選ばれたなど、数多くの実績があり、リファラル採用 (自社の社員から友人や知人などを紹介してもらう手法) によってGoogleやAmazonに興味をもってもらえるような人物なので、僕と彼女は雲泥の差です。
本書を読み進めていく中で徐々に自分と著者のキムさんとのレベルがかなり違うことに劣等感を感じて途中で辛くなってきたのも事実です。
それでも、僕は諦めたくないので、本書で何か得るものはないかと読んでいたところ、忘れていた言葉を思い起こさせてくれました。
それは、「準備ができてから挑戦するのではなく、挑戦してから準備を始めよう。」という言葉です。
実は読書していると分かることなのですが、人生の悩みをテーマにしている大半の書籍が「行動しろ!!」と言っているんですよね。
実際に言葉を読んだ時に『知覚動考』という4文字言葉が頭に浮かびました。この言葉を言っていたのが、著名人のGacktさんです。
僕はこの言葉をとあるyoutube動画で数年前に知ったんですが、未だに実行できていないことにハッとさせられました。
彼はこの言葉の意味をその動画で詳しく語ってくれています。
「物事を "知" ったらそれを "覚" える。覚えたらすぐ "動" く。そして何かにぶつかった時に工夫を "考" える」
「どう動いたらいいか分からなくても、とにかく動け。その時に感じたことや思ったことをすぐ行動に移したら、きっと何か得られるものが見つかる。」
「悩む行為なんてまったく意味がない。悩んでいないでいろんなことをやって一つでも多くのことを行動して結果を出す。それが大事」なんだとGacktさんはおっしゃっていました。
知覚動考。ともかくうごこう。考えるよりもまずは動くことが大事。
本書を通して数年前に知った人生の教訓を再度認識することができました。
僕はまだまだ大したことがないですが、あとは這い上がっていくだけなので、諦めずにこれからの人生、前を向いて歩んでいこうと思います。
Ryuki