『言葉の品格』
【言葉の品格】イ・ギジュ 著 米津篤八 訳
※Instagramに投稿した内容をそのまま投稿しています。
僕がこの本を読もうと思った理由は、純粋に自分自身も言葉の大切や影響力をすごく考えて言葉遣いを気にするようになったからです。
個人的に韓国文学を好んで読むんですが、韓国人の著者が"言葉"というものをどう捉えどう考えて何を問うのか、とても気になって手に取りました。
この本を読んで感じたことや学んだことは、食事というものはただ空腹を満たす時間ではなく心を満たす時間になるかもしれないこと、言葉を巧みに使えば、人間関係が楽になることです。
個人的にこの本に出てくるこの2つの一文がお気に入りです。
「刃物で切られた傷はすくに治るが、言葉で切られた傷は一生治らない。」
「口先から流れ出す言葉に、相手への思いやりが欠けており、誰かに傷を負わせるなら、それは声ではなく粗雑な雑音にすぎない。」
この2つの一文からは我々が発する言葉の大切、言葉は薬にも毒にもなり、諸刃の剣でもあることが垣間見えます。
日々汚い言葉を使っていてこれから人間力を磨きたい方やコピーライターや編集者などの言葉を扱ってお仕事をしている方におすすめの一冊です。
Ryuki
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