
コレクションという戦略と戦術
久しぶりに作品をコレクションした。
塩見允枝子さんの《Spatial Poem No. 2》(1966)と、Francis Alÿsの《The Loop》(1997)である。
フルクサスのメンバーの1人として現在も活動している塩見允枝子さんの《Spatial Poem No. 2》(1966)をコレクション。自明だと思いますが、自分の作品、特に《流されずに流されていく》(2024)は当時の美術作品・運動を参照しています。 pic.twitter.com/O8C23ByQIW
— 山口塁 Rui Yamaguchi (@rutty07z) February 18, 2025
作品解説文でも紹介したフランシス・アリスの《The Loop》(1997)をコレクションした pic.twitter.com/x99xnkVVFe
— 山口塁 Rui Yamaguchi (@rutty07z) January 3, 2025
どちらも、直接的に自分の作品の参照元となった作品である。《Spatial Poem No. 2》は《Swept along, but not swept away》(2024)に。

《The Loop》は《スマホ1台旅》(2017)に。

何を参照しているのかについては、修了作品解説論文の第4章で詳しく書いているのでお時間あればぜひどうぞ。
この修了作品解説論文執筆中(2024年12月)、作品について調べている時に「そういえばこれらの作品って買えるのかな」と思い調べてみたところ、買えてしまうことがわかり、そこからアドレナリンが出まくったことを覚えている。アート作品を買う、買える、調べるとなった時のあの感覚は脳内麻薬に思う。Francis Alÿsの《The Loop》に至ってはイギリスから取り寄せた。あと紹介しないが、実はもう1点購入している。
そして下世話な話ではあるが、
もしよろしければサポートお願いします!制作/活動費として大切に使わせていただきます。