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(2023/09/11/月)国指定史跡・蓮ヶ池53号横穴墓拓本の展示スペース
先週土曜日(2023/09/09/土)に観覧した、蓮ヶ池53号墳の線刻壁画の拓本(左側壁面の線刻壁画+α)の展示スペースについて…
先々週調べた蓮ヶ池53号墳の線刻壁画の拓本は、入り口から見て墓室の右側に描かれた線刻壁画だったのですが、その時は左側の壁画の拓本を記録したり、調べたりするのを忘れていました……。
なので再度、観覧する為に再び考古学博物館へ行きました……。
個性的な展示方法……
先々週調べた蓮ヶ池53号墳の線刻壁画の拓本の正面に設置された、箱状の展示スペースの中に4枚の拓本がまとめて展示されていました…。
こちらのスペースに展示されている拓本については、別の日にUPしたいと思います…。
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箱状の個性的な展示スペースで面白いです…
個性的な展示スペースの側面に記載された情報…
その展示スペースの側面には、こちらの拓本が取られた元の壁面の写真と、復元線画、遺跡の地図が解りやすく記載されていました。
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墓室内部の写真を背景に、解説と写真が紹介されてます…。
展示スペースを横から見ると、1つの大きな箱が置かれている様に見えます。
その箱状の側面には、紹介文と現地の写真が記載されており、デザイン的に好きです。
(透明素材の板の後ろにスクリーン状の印刷物(布?)が設置されているので、奥行きを感じる展示方法だと思います…)
下の画像は、その解説部分を拡大した画像です。
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画像はスマホで撮影した為、ちょっと解り難かったので、分割して紹介したいと思います。
それぞれ、紹介されている物を区画で分けて数字を振ってみました。
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円墳や前方後円墳等とは違い、特定の地域で作られた古墳の様です…。
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装飾古墳・葬列
死後に人間は何を求めているのか。
その見えない精神世界を絵画という形で表現してきた。
時に具象的に、時に抽象的に掛かれた世界は、原生的な呪術性・宗教性を内包している。
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博物館や資料館は、そこに展示されている遺物や資料自体も非常に興味深く面白いのですが、その遺物を展示する方法や紹介の仕方等も施設毎に違うので好きです。
こちらの県立西都原考古学博物館の展示方法は非常に個性的で、私はかなり好きなので、遺物以外の所もついつい見入ってしまいます。
そこに記載されている説明文自体も非常に面白く、今後作品を制作する為のヒントになりそうな物も多いので、興味の有る個所については、備忘録として残して行きたいと思っております…。
後日、蓮ヶ池53号横穴墓右側壁(一部左側の部位も含む)を紹介したいと思います…
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箱状の個性的な展示スペースで面白いです…
後日、こちらに展示されている線刻壁画の拓本について、解る範囲の情報を紹介したいと思います。
作品を制作する為のネタ用の備忘録として残したいと思っているので、出来るだけ解りやすい記事を書き残したいと思っているのですが、文章だけでは中々まとまらないので、今回はイラレ(illustrator)を使って画像を編集してみました。
やってみた感想としては、色々とこだわってしまうので中々作業は進みませんが、面白いので時々この様な備忘録を残していこうと思います。
2023/09/11/??~2143
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