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(2023/04/20/木)古墳の石積み再現展示『古代の職人への挑戦』
本日紹介します写真は、日曜日(2023/04/16/日)宮崎県宮崎市生目に有る国指定史跡・生目古墳群に行った際に撮影した写真です。
撮影した写真を備忘録としてここに残して行きたいと思います。
本日の写真
古墳の石積み再現展示
9号墳から古墳の石積み再現展示に行く為に通ったルート
昨日紹介した9号墳・33号墳の横の道から、舗装されていない通路を進むと謎の石済みが見えます。
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周囲のパノラマ写真です。
中央より左側の方に石積みが見えます。
(スマホで見て頂けると見やすいと思います)
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パノラマ写真を見て頂くと、石積みの右側に3号墳の解説看板が、左側に小さな墳丘の様な物が見えます。
古墳でしょうか?
(スマホで見て頂けると見やすいと思います)
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しかし案内看板には、青いマーカーで示した墳丘の様な物は記載されていません…
なんでしょうか?
(今度問い合わせてみたいと思います)
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石積みの近くに行きました。
奥に3号墳の案内看板とキャラクターが見えます。
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片足の看板に近づいてみました。
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『古代の職人への挑戦』宮崎市教育委員会
案内看板の画像が小さく読みにくいので、下記に拡大した物を記載致します。
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『古代の職人への挑戦』宮崎市教育委員会
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古代の職人への挑戦
生目5号墳は発掘調査の結果を参考(さんこう)に1500年前に造られた当時(とうじ)の姿に復元(ふくげん)されました。
当時の古墳造りの工事は全て手作業で行われました。
特に、墳丘(ふんきゅう)表面の葺石(ふきいし)は、現代では行わないような独特(どくとく)な並べ方をしていました。
この場所では、復元整備(ふくげんせいび)工事を行う前に、現在の職人さんたちが、古墳時代の古墳造りの職人の技術を会得(えとく)するため、繰り返(くりかえ)し、繰り返し、実験や練習を行った場所です。
『古代の職人への挑戦』宮崎市教育委員会
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葺石を並べる技術を磨く様子
本来の古墳に並べられた葺石は古代の人々によって独特な姿に並べられました。
現在の職人さんたちは5号墓の葺石の並べ方をこの場所で繰り返し練習しました。
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盛土工事を行う時の試験
5号墓の復元工事は現在の土木工事ではなじみのない技術ばかりでした。
そのため、それぞれの工程内容の確認を行いました。
石積みの全体画像です。
この石積みの正体は、上記の看板によると、後日紹介予定の生目5号古墳の葺石を葺く前の練習をした場所との事でした。
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遠くから石積みを見るとランダムに組んでいる様に見えたのですが、近くで見るとかなり隙間なくぴっちりと組まれている事が判ります。
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すぐ隣には3号墳の案内看板が有りました。
キャラクターの口の部分の鮮やかなパステルカラーの赤が、周囲の青々とした緑の補色になっていて、遠くからでも目に止まります。
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この周囲は木も生えていない為、空気の流れが良く気持ちの良い場所でした。この写真を撮影した日は晴れていたので更に気持ちが良かったです。
中型犬や小型犬の散歩をされている方が多かったので、ペットと散歩するのに最高の立地だと思います。
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明日はこの3号墳を紹介したいと思います。
2023/04/20/?~1450
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