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(2023/09/03/日)国指定史跡・蓮ヶ池横穴群の線刻壁画の拓本①前編(今回は分けて投稿したいと思います)


本日は自作の記入シートを持って、考古学博物館に行きました。

 今日は作業を一日休んで、考古学博物館に行ってまいりました。

 今回は以前、illustratorで作った展示作品(遺物)に関しての個人的な感想を記入する為に自作した記入シート(A5版の小冊子)持って行き、実際に使用してみました。

 記入シートは、小型(A5)の目立たないデザインで、チェック・数字・一言コメントを書くだけのシンプルな作りにしました。
(観覧されている方々の邪魔にならない様に小型で、短時間で多くの情報を取り、撤退する事をコンセプトに作成した記入シートです)

 本日、現地でその記入シートを展示された遺物の前で使ってみた所、かなり短期間で感じた事(感想)を正確に残す事ができ、以前に比べてその場に留まる時間を短縮する事ができました。

 でも、まだまだ改良点が多いので、明日改良点をまとめて、来週使用する為に更なる改良を施したいと思います……。

 ……ただ、本来はデーターを残すと言う観点からも、iPad等を使った方がデータを残し易いので、今後様々な場所で使用すると考えると、購入を検討した方がいいかなー…と思いました…(購入未定)

以前から気になっていた遺物(遺物の拓本(干拓?))を、改めて鑑賞致しました。

 記入シートが効率的に使用できるかどうかを確認した後、以前から気になっていた展示物の前に行き、感想を書きながら鑑賞致しました‥‥。
(この時は、近くでVRを使用されている方々と、職員の方しかおられなかった為、じっくりと鑑賞する事ができました)

 下記の画像と見出しの画像が、その展示物です…。

国指定史跡「蓮ヶ池横穴群」の線刻壁画の拓本

※こちらの写真は私が現地で撮った物で、施設に許可を得て掲載しております。
墓室内の線刻の拓本(干拓?)の横には、何やら文字が書かれています…。
※画面の青い光(画像上部)や、映り込み(画面右側)は、
近くに設置された解説用の大型スクリーンや、モニターの光や映像が写真に写り込んだ物です。
(スマホで上手く撮影する事ができませんでした…)
拓本の横に書かれた文字。撮影方法が悪く、少し見難いですが‥‥
“鬼はあの世の入り口に居る。見えない物を見た時に、鬼は姿を現す。鬼は心の中に住んでいる。”
と、書いてあります‥‥。
なぜここで”鬼”と言う文字が出て来たのか不思議だったのですが、
東憲章様 ( 県教育庁文化財課 )の書かれた文章の中にその答えが有りましたので、
こちらの記事の後半に文章を紹介しました。そのリンクを載せたいと思います。

蓮が池古墳群(?)号墳
(展示ラベルが無かった為、お伺いたところ、“蓮ヶ池古墳群”との回答を頂きましたが、何号墳かと言う事を聞いておりませんでしたので、後日調べたいと思います……。)

県立西都原考古学博物館B1F展示室

本日は職員の方に、展示物について解説して頂きました。

 本日は、こちらの展示の近くに職員の方がいらしたので、こちらの展示物(拓本)に描かれた物が何を表現していると考古学では考えられているのか?と言う事についてお伺いいたしました所、快く解説して頂きました。

 本日教えて頂いた多くの事と、関連資料については、今後調べて作品製作等に生かして頂きたいと思います。ご教示いただきました職員の方へ感謝申し上げます。

以前から気になっていた展示物。

 今日は、以前から凄く気になっていた画(拓本)を紹介したいと思います…。

 以前から、館内の他に展示されている、錆びに覆われた武器や武具、古代の祭器や宝物とは違い、ガラスケースの中に、額に入れられた紙(和紙?)が展示されているこのエリアが、以前から気になっていました…。

 その紙には、人の顔(髑髏(どくろ)?)や船、“大”の様な記号や腺が、びっしりと表現されており、以前から気になっていたので、本日は近くでVR機器の調整をされていました職員の方に、この展示物に表現された記号の意味について聞く事にしました…。

先頭と船尾が反った船。船には多くのオールが付いている様に見える…。
船の中央部に刻まれた人の顔?個人的には髑髏(どくろ)の様にも見える…。
船の右側に大きくハッキリと二つ書かれた“大”の形…。

………長くなりそうなので、本日はここで終わりたいと思います…。
続きは明日、書きたいと思います。


2023/09/03/??~2355


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