【イベントレポート・後編】地方副業の可能性は無限大∞
前回のnoteに引き続き、10/3に開催されたオンライン対談セミナー『フリーランスのキャリア×地方副業リスキリング』にて得た知見を記載する。
前編はこちら↓
両想いで始まるのはキケン
次のトークセッションのテーマは「フリーランスが地方副業やプロボノを行う時のポイント、注意点」だった。
南田さんは「先ほど過去と未来、双方が互いにリスペクトしているとお話ししました。しかし一方でフリーランスに限らず仕事においてマッチングが両思いで始まった場合、契約や業務設計、約束事がいい加減になってしまうというトラブルが多々あります。これは『分かってくれてるよね』という認識から生まれるものです」と語った。
また、平田さんは「コミュニケーションを惜しまないこと、信頼を積み重ねるにも細かい確認は遠慮せずに行いましょう」そして「目線を合わせ、当事者として判断できるようにするには、タスクだけでなくビジョン、ゴール、課題など背景の共有も重要」と述べた。
お二人のお話を受けて杉山さんは「私自身がその失敗を経験している。解決策の話にすぐ持っていったため、受け入れ企業のリーダーの方を置いてけぼりにしてしまった」とお話しされた。
「チームにおいて信頼関係を構築するためには定期的に考えをすり合わせること(南野さんが知る方曰く『対話した瞬間理解が最も深まり、徐々に離れていく』とのこと)、そしてSNS での繋がりも含め、接触頻度を増すことが大切であるといった平田さんの意見でこのセッションは締めくくられた。
時間以外の価値を提供できているか
質疑応答でをフリーランスの稼働時間に対する報酬についての質問が寄せられた。
これに対して杉山さんは「SlackやMessengerにて(契約相手と)お話しするもののあまり長くはない。そのため、それらの時間も稼働時間として報酬に含めるのは難しい」と述べた。
南田さんも「フリーランスにおける対価の設定というテーマはよくぶつかる」と語った。
質問への回答として、平田さんは「時間以外の価値を提供できているか、胸に手を当てて考えてみて。また対等な関係を築ける契約相手であるかどうかを判断する目利きも大事」と述べた。
フリーランスとして活動する際、お金以外で得られる報酬を見い出す重要性を改めて考えさせられる時間だった。
まとめ
地方副業の魅力、そしてフリーランスとしてのあり方を学ぶ貴重な機会となった。今回得られた知見は理想のライフスタイルを模索する際の参考にさせていただこう。
最後にモデレーターの杉山直隆さんと南田修司さんゲストの平田麻莉さん、このような素晴らしい機会を提供していただき、誠にありがとうございました。
次回(第6回)のイベントは10月17日19時-20時(リンク先参照)
杉山直隆さん(著)と南田修司さん(監修)の書籍↓
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