見出し画像

馬田隆明さんの新刊『仮説行動』が面白い!!特に第4部が好き。

こんにちは、くぎです。

馬田隆明さんの新刊『仮説行動』が面白い!!
特に第4部が好き。

以前、馬田さんの『解像度を上げる』という本がとても好きで、今回も新著が出たと知ってすぐに予約して購入しました。ただ、手元に届いてからは、分厚くて難しそうだなという印象があり、なかなか手をつけられずにいました。

やっと、昨日から今日にかけて、ようやく本を開いて読み始めてみたんです。やはり難しい箇所も多く、一度さらっと読んだだけでは理解が追いつかない部分もありました。もう一度じっくり読み直したり、ペンとノートを用意してメモを取りながら読み進める必要があるなと感じています。

その中でも特に面白かったのが「第4部」です。「大胆な未来を実現する」というテーマなのですが、ここで私が最も印象に残ったのは、「強みに縛られない」という考え方でした。引用します。

 「今の自分の強みは何か」、「今の自分に何ができるのか」という視点は、確かに短期的な成果を求めるときには重要です。しかし、もし長期的に取り組むのであれば、今から新たな強みを育て、練習を重ねてできるようになる、という選択肢もあるのです。

この発想にとてもワクワクしました。今持っている強みだけでなく、これから強みを作り出していくこともできる。5年、10年、あるいは40年という長いスパンで考えれば、私たちは自分の強みを意図的に育んでいくことが可能なのです。

たとえば私自身、10年前はコーチングに関して何も知りませんでした。それが今では学び続け、実践を重ね、一定のスキルとして身につけることができています。また、ノートを書くことやブログを書くことも、以前はできなかったことが、続けるうちに自分の力となりました。こうして振り返ると、過去には不可能だったことが、今ではできることになっている例は数多くあります。
仕事だってそうです。なんとか、人並みに仕事ができるようになったし、今の仕事をすることは、強みの一つと言えると思います。就職する前とは雲泥の差です。20年近く経っていますが。強みを作ってきたんです。

これからの10年で何ができるようになるのか、と考えると楽しみで仕方ありません。第4部のその一節は、長い目で見て自分の強みを育てていく発想や、そのために仮説を立てて行動し、仮説を確かなものにしていくという考え方に大いに刺激を与えてくれました。

年末という時期にこの本と出会えたことも大きいです。新年や新しい年度に向けて、目先のことに翻弄されるのではなく、もっと自由に、仮説を持って行動していきたいと思いました。

第4部だけでも読んでよかったーって思います。

他の部も面白いので、また機会あれば紹介したいと思います。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集