影
今日『ダンス・ダンス・ダンス』を読み終えた。
何度か読んでいるけれど、前に読んだ時よりも好きになっていた。
なんとなく、他の作品よりも好きになれないというか、読み返す回数が少ないものだった。
この作品でも、やはり「影」が出てきた。
影が気になって、読み返している…というところもある。
今日少しだけ図書館で過ごした。
心理学の本を読んでいると「影・シャドウ」について書かれていた。
これまで「影」について「もう一人の自分」や「認めたくない自分」などなど、色々目にしたり、感じたりしていた。
今日読んだ本には「影は自分の中での未開領域部分」ということが書かれていた。
…なるほどな、と思った。
心理学も、面白いな。
興味が拡大傾向にある。
私は深くはないけれど、狭いところで生きている。
ある部分にはとても大らかで、ある部分ではとても偏屈だ。
気の向くままに、やって行こう。
『ダンス・ダンス・ダンス』の僕の気持ちは、よく分かる(分からない部分も、もちろんある)。
一歩踏み出すタイミング。
変化のタイミング。
じっと待っているうちに、必ずやって来る。
失くしたり、とどまったり。
変化していくものと、そこに在るもの。
次は何を読もうかな。