コミュニケーションを取るために大切だよね...
それは
「相手の名前を覚えること」
「自分の名前を覚えてもらう事」
電話の向こうにいる相手の名前を知らなくても平気な人がいることに、最近驚いた。
介護現場では介護職はもちろん、事務の人がいたり、看護師がいたり、介護補助の方がいたりと多数の方と関わる。
転倒や体調不良など、様々なことが起こる介護現場で看護師と館内PHSでやり取りすることが多い。
看護師のPHSナンバーは統一されているが、その日の出勤メンバーによってどの番号に誰が出て対応してくれるかはわからない。
でも看護師の顔と名前を覚えておくことで「はい、○○です」とPHSに対応してくれた時、どの看護師と話をしているのかがわかる。
私も入社したころ、看護師の顔はわかるが名前がわからない状態だった。
それは、業務を遂行する上でも、コミュニケーションを取る上でもとても不便なので、私は介護の先輩に看護師の名前を全て教えてもらい覚えた。
先日新しく入社してきた介護職員が「どれが看護師さんなのかがわからない」と言っていたので、看護師を見かける度に「あの方が看護師の○○さんです」と教えてあげた。
そんなやりとりを見ていた別の介護職員が「看護師わからないですよね~でも何かあっても看護師のPHSにかければ出るし、それでなんとかなりますよね~」と言い出した。
私の頭の中に「?」が浮かび
「この人って人の名前を覚える気がないんだな」と思った。
ちなみに私の名前も「るみ」ではなく「るな」と呼ぶ。
何度訂正したかわからないが直らない。
「だってるなちゃんっぽいんだも~ん」
人の名前を間違えて呼び、誤りもせず、直しもしない。
私の名前に関してはもう諦めている。
彼女は看護師の名前を覚えようともしない人。
どれが看護師かも覚えようとしない人。
自分のことも覚えてもらいたくないのだろうか?と不思議に思う。
介護はチームケアだ。
名前を覚えようとしない人と一緒に仕事をしていると思うとちょっと悲しくなった。
「相手を知る」
「自分を知ってもらう」
そうやって信頼関係というものを築いていき、仕事仲間としていい関係が作れると思っている。
「別に名前知らなくてもなんとかなるでしょ」
みたいな考えは私の中になかったので衝撃だ。
いろんな人間がいるもんだ。