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父も、いよいよ転院しなければいけない期限がきました。 選択は時に人生を大きく変えてしまいます。 私たちはこういう時に何を選択していけばいいのか?私の体験から何かヒントを得てくれる人がいたらいいなと思っています。
父が癌ガンで入院した大病院から、いよいよ小さな病院に転院する期限となりました。
父は 母の一言で突然 転院先が決まりました。
今となってはこれが決定打のように思うのですが
それからもう亡くなるまで、
父は二度と歩くことはなく
車椅子生活でした。
(父がリハビリを受けられる所に行っても、
やったかどうかはなんとも言えないですけど)
とてもとても残念なことでした。
父が入院してから、家はあっという間にゴミ屋敷になりました。
元々整理整頓は苦手な母でしたが、
お掃除は父がいたから互いにやっていたところもあったと思います。
私はその頃、母にとって便利なお手伝いさんになっており
お手伝いさんが来るから、面倒なことや掃除はやってもらえばいいや。
ということになっていたようでした。
仕事が忙しくて徹夜明けに、しかも立って数時間新幹線に乗って来ることもありま
したが、母の機嫌を損ねれば3泊ほか弁ということも。
この玄関の箱だらけ。
それは母が買い散らかしたテレビショップの未開封の段ボール。
これも、私(か一緒に来た娘か息子)が開けて説明書を読んで
組み立てて、母に使い方を教えるのです。
そして、私が父の転院に際して出入り禁止になった発端は
「病院側と転院先を交渉中だったのに、どうして勝手に決めてしまったのか」
と私が文句を言ったのと
もう家に帰らなくなった父の
通帳と印鑑を探すことを指示されたことからでした。
親孝行したい時に親はなしとか言いますが
親孝行すればするほど、嫌な展開に…というのがうちのパターンなのでした。
やれやれ