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笑い

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記事一覧

【目次】笑い

□ 【リスペクト】芸人
□ 【リスペクト】漫才
□ 【リスト】エピソードトーク
□ 【リスト】ユーモア
□ 【リスト】緊張と緩和
□ 【ブックリスト】笑い
□ 【思考】紳竜の研究
□ 【本】うろうろしなあかん: 島田紳助『自己プロデュース力』
□ 【リスペクト】アート性のある漫才
□ 【漫才】アート性のある漫才
□ 【漫才】言葉遊びとユーモア
□ 【漫才】ミニマリズム
□ 【漫才】くらげがミルクボ

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【漫才】横断

□ 音楽的漫才
 ジャルジャル

□ 映画的漫才
 コント漫才

□ 漫画的漫才
 霜降り明星

□ 小説的漫才
 和牛

□ 写真的漫才
 スリムクラブ

□ 絵画的漫才
 ?

□ ダンス的漫才
 ?

【すべらない話分析】寺でデート: 河本

【when】
えー17歳の時に、

【who】
はじめて付き合った女性がいまして、

【where】
でー僕の近所のお寺にデートに行ったんです。

【details】【フリ】
その人とはじめてだったんですね。
全部初体験で、手を繋ぐのも初体験で。

【起: デートプラン】
でーもうお寺の静かなところで、
2人きりになりたいという僕のプランがあったんです。

【承: 寺】
お寺に進んでって手繋いでる

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【すべらない話分析】相方 上田晋也: 有田

【INTRO】
あのーウチの相方、
上田ご存知だと思うんですけども、

【フリ】
すごい常識人なんですね、
ものすごい礼儀もちゃんとしてるんですけど、
でも1回だけシコりが残るような事故みたいなものがありまして。

【起: 父の葬式】
【when】
あのーウチの親父が早いうちに亡くなったんですよ、もう13年前に亡くなって、
【where】【who】
そのお葬式に
もうその時東京出ててきたんですけど

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【すべらない話分析】感動のトライアスロン: 松本

【INTRO】
【when】
結構前なんですけど、
もうほんと若手の頃ですよ。
大阪時代にあのー
【what】
「今夜は眠れナイト」っていう大阪ローカル深夜番組を、
【who】
紳助さんとダウンタウンの3人で、
他にも若手いたんですけど、やってた時期があって、
【time】
えーあれ1時間番組のバラエティーでしたかね。
【what】
で、紳助さんがあるときに、
「ちょっと感動するようなことしたい」

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【漫才分析】街頭アンケート: サンドウィッチマン

裏切+容姿イジり
「ダイエット中すいません」

対象ズラし
「渋谷で10代の女性を中心に聞いてるんです」

言葉遊び
「目のところに材木」

言い方
「ラッという間に終わります」

裏切
「このアンケートを何で知りましたか」

対象ズラし
「名字もお願いします」

失礼+容姿イジり
「そんなおデブちゃんに質問です」

複雑
「A.A型B.O型C.B型D.AB型」

失礼
「その日暮らしですか」

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【漫才分析】ピザ屋: サンドウィッチマン

対象ズラし
「行くかどうかで迷ったんです」

対象ズラし
「イカの」

タイミングズラし
「お待たせ致しました。ピザハットリです」

意味ズラし
「お前の勝ちだ」

言葉遊び
「狙いを奴にする?」

裏切
「500円にしかできないです。」
「20円のお返しです」

言い方
「死んで間もない魚介類」
「ピザじゃなくてピッツァです」

裏切
「ピザハットリの電話番号お願いします」

天丼
「僕ちゃんと

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【漫才分析】バーベキュー: チュートリアル

あるある
「ヒマな奴が朝からパチンコいきよねんやんか」

言い方
「ごんご一炊きそう」

あるある
「皿洗いすぎてこのバイト嫌や。原付買うためやしなー」

天丼+あるある
「小学生は半笑いで避難訓練しよんねんやんか」

比喩
「80年代やないか。ディスコブームが到来しとるわ。」

天丼+言い方
「ピーマンたまねぎたまねぎたまねぎたまねぎオニオン」

比喩
「NYスタイルやないか。近代バーベキューの

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【漫才分析】ファミリーレストラン: フットボールアワー

言い方+失礼
「お一人ぼっちでよろしかったでしょうか」

屁理屈
「メニューの方当店ではお品書と呼ばせていただいております」

屁理屈+失礼
「お品書=メニューという構図描けてますでしょうか」

裏切
「こちらメニューでございます」

屁理屈
「お決まりでしたらそちらのベルの方押していただけますか」

あるある
「バイトの高校生が引いております」

場所ズラし
「二階でおじいちゃんが寝ておりますの

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【妄想】新シリーズ『古畑任三郎』犯人役: サンドウィッチマン

 もし「古畑任三郎」の新シリーズがあったら、犯人役には一体どんな俳優がふさわしいだろうか。そんな想像が自然と広がる。今回の想像の対象は、意外な組み合わせかもしれないが、芸人コンビのサンドウィッチマンだ。どうして彼らなのか、その理由は三つある。

 一つ目は、彼らの恐そうな容姿だ。眼光鋭い目つきは、一度見たら忘れることができない。伊達は池袋で警察に話しかけられるほどの迫力があると聞く。彼らの風貌はど

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【大喜利】発明家 千原ジュニア: ドラマから生まれた新感覚大喜利

 千原ジュニアは日本のお笑い界の輝かしい星である。彼の特異な笑いのセンスは、時には業界の既存の概念を壊し、新たな風を吹き込む力を持つ。特に最近、彼が発明した「ストーリーテラー大喜利」と「いつから疑ってたんですか?大喜利」はその最たる例だ。

 「世にも奇妙な物語」を愛する千原ジュニアが作り上げた「ストーリーテラー大喜利」。これは、クジで引いた物語のタイトルからストーリーを創出し、物語の導入を語ると

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【漫才】ミニマリズム

 まるでミニマルミュージックのように、少ない要素を執拗に反復することで大きな笑いを生む漫才がある。

 その例として挙げられるのが、馬鹿よ貴方はの「おにぎり屋さん」、和牛の「頑張っていきましょう」、ジャルジャルの「ピンポンパンゲーム」のネタだ。

□ 馬鹿よ貴方は:「おにぎり屋さん」

 「大丈夫?」というシンプルな問いを1分間繰り返す手法は、ミニマリズムや実験演劇を思わせる。

 日常の中で何気

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【漫才】言葉遊びとユーモア

 複雑な言葉遊びは一見、頭を悩ませるものかもしれない。しかし、その核心に迫る過程こそが、思考の練習となり、さらには楽しさと喜びを生み出す原動力となる。

◾️ダウンタウン「誘拐」

「緑のカバンに500万入れて、白の紙で黄色のカバン言うて書いて、赤のカバン言いながら置いてくれたらおれ黒のカバン言うて取りに行くわ」

 色と行動が予想外の方法で結びついていることに驚きを感じる。何が何だか分からない状

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