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閑散期に想う

都内僻地のフードデリバリー軽貨物配達員、るしぇるです。

先日、Uber専業のおじいちゃん配達員から電話がありました。
内容は『最近Uberのオファーが少なくて稼げないんだけど…』とのこと。

どうやら閑散期を認識していないご様子でしたので『閑散期に突入したんですよー!』とだけお伝えしておきました(笑)

フードデリバリー業界では、気候的に過ごしやすい時期になると『需要(注文数)と供給(配達員数)のバランス』が崩れる『閑散期』が到来します。

昨年の僻地の閑散期は実際どうだったのかを思い出すことで、自分が閑散期に意識すべき事を整理していきたいと思います。


⚠ご注意⚠
僻地でゆる〜く稼働する
ポンコツ軽貨物配達員の戯れ言です😉💦
ご了承のうえでお読み頂ければ幸いです🙇‍♀️




昨年の僻地の閑散期

昨年の今の時期はまだUberの法人で稼働していました。
(現在は個人でUberと出前館に登録)

Uberの法人契約は簡潔にいうと、決められた地域で90%の応答率・2%以内のキャンセル率・オンライン時間内(10時~22時)に規定の件数をこなせば時給が貰えるシステムでした。
※1週ごとの実績で判定され、規定をこなせないと時給は没収され、受けて配達したオファーの料金のみのお支払いになります。

繁忙期はオファーを全受けしていれば週の半ばで規定の件数をこなせていましたが、暖かく過ごしやすい気候になる4月に入った途端、件数をこなすのが難しくなりました。

昨年の閑散期の酷さを挙げてみると、

・地域を移動せずに12時間オンラインして受けたオファーは6件
・僻地の中でも加盟店が密集している地域ですら5時間オファー無しの放置プレイ
・駅ビルがあるそこそこ大きな駅前で待機してみてもオファーは無し
・配達員の居なさそうなエリアを探し求め、12時間200km程走りまわっても受けたオファーはたったの8件

都心から離れた僻地の状況はこんな感じでした。

そこで感じた違和感。

閑散期でも忙しそうに走りまわっているのは個人稼動のバイクの配達員達だけで、私を含め近くで稼働していた法人配達員には全くオファーが来ない。

つまりは、乗り物によるあからさまな違い

僻地のUber軽貨物配達員は特にこれを意識しないと痛い目をみます。

そこに気付いた私や近くに居た仲間の配達員は、オファーの少ない日は時給を捨て、無駄に移動せずオンライン時間を短くする事で規定の件数を下回らないように上手くやり過ごしていました。

ですが、そこに気付かず毎日12時間ひたすらオンラインし続け稼動していた法人配達員は、規定の件数がこなせずUber側に時給を丸ごと没収される事態が多発してしまいました。

恐るべし僻地の閑散期!!

…何?…閑散期?…圧倒的絶望感…。

苦い経験ではありますが、法人稼動のうちに閑散期を経験しておいて良かったとも思っています。

閑散期に意識すべきこと

☆どうぞお先に

需要や供給、乗り物によるオファーの優先度については配達員がどう頑張っても変えられない部分ですので仕方ありません。

乗り物を変更するという手もありますが、原付に跨った事すらない私は警察のお世話になり免許がお亡くなりになるのが関の山…。

ですので、オファーの争奪戦になる時間帯には無理に参戦しない、もしくは焦らずにのんびり待機し、優先度の高い配達員の方々に頑張って頂いた後に拾えるオファーを拾っていく稼動スタイルにしています。

『お疲れ様です。後はお任せ下さい…フフフ🤭』くらいの気持ちでやるととても気楽です。

警察の監視が少なく駐車も容易、渋滞もスクールゾーンも気にせずに…僻地の軽貨物配達員が輝ける時間帯、あると思います。

思ってたより稼げた!ラッキー🍀くらいが丁度良い。


☆無駄な移動は厳禁

私のようなポンコツ軽貨物配達員は都心で稼動する勇気がございません(笑)
駐禁コワイ…駅ビルコワイ…車線多いのコワイ…事故る予感プンプン。
これがいつまでもポンコツたる所以です。

オファーの少ない日に僻地からまた別の僻地へ移動したところで、正直あまり変わりません。

乗り物には寿命があり、車の部品代・修理費用はとても高額です。
どうせ消耗するのなら、非効率な日に無駄に動くより効率良く稼げる日に出し惜しみせずに動いた方が良いと思っています。


☆1日単位でのリザルトではなく、週単位・月単位でのリザルトを

昨日のリザルトも、今日のリザルトも駄目だった…。
閑散期に1日単位でのリザルト気にしていると気分が沈み、やる気を喪失するだけです。

長時間粘って稼動しても駄目だった日は前向きに『ガソリン代浮いたわ♡』
『車の寿命が延びたわ♡』
と、喜ぶようにしています。

ただでさえ、オファーの少ない軽貨物ですが、そんな軽貨物にも稼げる絶好のチャンスはあります。

そんな数少ない絶好のチャンスの日は…大好物のおやつを片手に、好きな音楽を流しながら稼動し、駄目だった日の分を取り返すべくガッツリ稼ぐようにしています。
(当然、都心の猛者の方々よりは少なめですが…)

そのような意識で稼動していると…不思議なんですが、昨年の秋の閑散期の月のトータルの収入は通常の月より多少下がったかな…程度で済んでいました。

今年の春の閑散期も似たような収入で落ち着きそうです。


☆フードデリバリー以外の収入源を視野に入れ、閑散期だからこそ出来る事を

私の場合、軽バンでの稼動ですのでフードデリバリー以外の配送の仕事も運送会社からお請けしています。

ガチャガチャでGET🤭

フードデリバリー専業も魅力的ではありますが、
車好き&運転好きが高じて始めた事業ですので、私にとってはどちらも変わらず大切にしたいお仕事です。

早朝3時間のみの短い現場ですので全体的な収入の割合としてはそこまで…ではありますが、余った食材をお裾分けして頂いたり、ごく稀に社員さん個人から『おつかい案件』を頂いたりで良い関係が築けていると思います。

実はこの現場をお請けするまでに色々な現場を紹介して頂きましたが、見積もりの時点で料金的に無理or自分の稼動条件に合わない、という理由を正直にお伝えし、全てお断りしていました。

探しに探して頂いた末、ようやく納得出来る現場に落ち着いた、そんなやり甲斐のある現場です。

早起きが少し辛い配送ですが、閑散期にこそ効力を発揮しています。

閑散期の昼ピーク分程度の稼ぎはありますので、
オファーの少なそうな日は昼ピークは稼動せず、動画鑑賞、SNSの交流、noteの下書き、睡眠等の時間に充て、焦らず夕方から稼動しています。

正直に言うと、自身の条件に合う固定収入の仕事+フードデリバリーの組み合わせはなかなか相性が良いと思っています。

フードデリバリーの仕事は自由度が高く魅力的ですが、報酬の裁量は運営側にあり、とても不安定な仕事です。
この先システム変更等で大幅な報酬ダウンになってしまっても、やりたい事業を継続していけるように、自分の得意分野での収益化等を閑散期のうちに始めておくのもありかと思っています。

 📍コソコソ話📍
先日、私の家の近所で
女性配達員さんと緊急で
『ねこ🐾多摩会』を開催したのですが、
どうやら私の得意の配達地域
『僻地』ではなく『ド僻地』
だったらしいです🤭w
彼女の反応を見てそう思いました。
ド僻地万歳!!😉☕𓈒𓏸︎︎︎︎🌸



🌸🌸まとめ🌸🌸

思いつくままに何個か書き出してみましたが、一言で簡潔にまとめると、

『守り時』と『攻め時』を間違えないように!!

今年は昨年の閑散期よりオファーはあるように感じますので、あまり暗く考えずに乗り切って、繁忙期に備えたいと思います。

ここまでお読み頂き、ありがとうございました🙇‍♀️





🍀🍀最後に🍀🍀

Uber法人稼動から個人稼動への不安や迷いを素晴らしいnoteで断ち切って下さった中原師匠様に感謝を🙇‍♀️🍀


note執筆の学びや日々のモチベーションを与えて下さっているクロサキナオ様に感謝を🙇‍♀️🍀


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