子宮の環境を整えよう
みなさん、善玉菌、悪玉菌って聞いたことありますか?
よく腸内環境の話題で聞きますよね。
実は子宮にも善玉菌、悪玉菌がいるんです。
子宮の善玉菌?
腸内と同じように子宮にも菌が住んでいます。
この菌の集まりを「子宮内フローラ」とか「子宮内細菌叢(しきゅうないさいきんそう)と呼びます。
子宮は受精卵が着床する場所なので、この子宮内フローラは非常に重要です。
良い菌(ラクトバチルス菌)が多ければ子宮内の環境を整えてくれます。
悪い菌が多ければ子宮に炎症反応が起こることがあります。
子宮内の炎症は不妊の原因に
不妊の原因の約20%は子宮内の炎症だと言われています。
子宮内フローラを調べる検査に「EMMA(エマ)、ALICE(アリス)」という検査があります。
体外受精後の移植で何度も妊娠が成立しない「反復着床不全」の患者さんに対して検査します。
EMMAとALICEの検査だと大体5万円~10万円くらいの費用です。
移植のタイミングを調整するための「ERA(エラ)」という検査を同時にすると、2倍くらいの費用がかかります。
サプリメントで善玉菌を増やそう
検査で炎症の原因になる悪玉菌がみつかった場合は抗生剤などで治療されます。
でも検査の費用が高額ですよね。
うちでは、検査は行わずに善玉菌の栄養になる「ラクトフェリン」のサプリメントを飲んでいます。
抗生剤のような速い効果はありませんが、徐々に子宮内フローラの環境を整えてくれます。
ラクトフェリンは子宮内フローラだけじゃなく、腸内環境も整えてくれます。
一石二鳥ですね^^
うちではルナリズムのラクトフェリンを愛用しています。
不妊治療向けとして開発されていますので安心です。
乳製品のアレルギーがある方は事前に成分表示を確認してください。
検索をすると他にも出てきますが、不妊治療向けじゃないものもありますので注意してください。
また、あくまでもサプリメントですので固執されずに不安な時はクリニックなどに相談してくださいね^^