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自分の心とアクセスできるか

フリーランスになってから、以前より比較的スムーズに心の声が聞こえるようになった。

自分を見つめ直したから
自分を知ったから
周りからのノイズから距離を置いたから
こうあるべきだなどのべき論と距離を置くことができたから

....こうなった背景は数えようと思うとこんなふうにたくさん出てくる。

10年来の友達と最近行っているPodcastがある。
それぞれのパズルのピースを合わせると綺麗にピッタリはまる、そんな関係になっている。
役割が自然と分担され、それぞれの得意でスクラムを組めているような感覚。

その例えを友達に話すと、
「その人の才能を発揮するためには、ここは安全地帯だと思える人間関係の構築が必要らしい。」と言っていてなるほどな、と。
大学4年間、毎日のように関わっていた友達だからまさに勝手知ったる、安全地帯な関係だ。

他にも、同じ会社だった先輩とは未だに連絡を取ったりする。しかも、驚くことにほぼ毎日。笑
今はお互い、同業種とはいえ別の道に進んでいるのに一緒にオンラインで繋ぎながら仕事もするし、話し出したら止まらないし、とても不思議な関係。

“不思議”というのも、お互いに実はこんな風に毎日人と繋ぐより1人が好きなタイプなHSPなのだ。私は人と会う頻度がある一定を超えると引きこもりたくてしょうがなくなるし、とにかく疲れる。だからこんな事は本当に不思議な事なのである。

お互いに似てるからうまく行くわけではない事も身をもって知っている。
だからこそ、かけがえのない関係だと思う。そもそも、会社員時代同じ境遇という事で先輩が声をかけてくれたことからはじまっている。その時にもし2人の相性が”普通”程度だったらここまではきていないだろう。
当初から、2人のパズルはピッタリ当てはまっていた、ような気がする。

その日々の”対話”のおかげで、自己分析と他己分析が高速にまわり、自分とアクセスできるような感覚が生まれた。これはまさに心理的安全が確保された結果だと思う。

元々私は自分の声が聞き取りやすい人間だったように思う。でも言うなれば、危険なゾーンに入り込んだ時に発されるアラームが元から効いていたような、嗅覚のようなものだと思う。
だから、これは私が喜ぶ!とか、やりたい!とかポジティブなことへのアクセスは苦手だ。

元から自己肯定感も低かったのもあり、そういう心へのアクセス拒否の防壁が出来上がっていた。

対話で他者からの自分を知り、私の思考のクセを知り、占いや心理テストなどを元に後付けとして自分を肉付けていく。そういった作業は1年ほど前から加速し、今は自動運転している。

一連の修行とも呼べる行為を経て、少しだけ防壁が取れてきているのがわかる。

私は特に、ホロスコープに出会って考えが良い方へ向くようになった。元から占いは好きだったが、例えば同じ誕生日の人との性格の違いなどを説明できないことにモヤモヤしていた。でもホロスコープで調べれば、「この人と誕生日同じだけど、結果が違うんだからそりゃ性質だって違うさ!」と思えた。これが本当に大事なことだった。

Podcastのa scoopで言っていた。
人生を豊かにするのは「人に会うこと」「本を読むこと」「旅をすること」
その通りだと思った。

コロナになってから、引越しがあった。
環境が変わることは、私はワクワクな気持ちと同じくらい不安になる。
ある人に引越しへの不安を話すと「街を愛するように暮らすと、あなたの心身は健康でい続けれるよ」と言ってもらった。旅ではないけれど、これは近所の散歩で自然と鍛えられてるかもしれない。

「あ、あそこのおうち車のルーフでブドウ育ててる!」とか、「あの家の百日紅がかわいいなぁ」とか、「あの家の窓から猫が見える」とか。

ある日「君の着眼点は地域新聞みたいで楽しい」と言われた。もしかして旅もそう言うことかもしれないな、と思った。

まだまだ完全に自分の心にアクセス出来ているわけではない。目下の課題は、インナーチャイルドを癒すこと。そしてさらに自分のポジティブ感情をキャッチして広い世界を泳げるようになること。

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