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「Re:リベンジ-欲望の果てに-(第5話)」理事長の椅子に座ってからが、大変なのでしょうね・・。

とても、勝ち目のない相手に勝って、理事長の椅子に座るということは、これからが本格的な攻撃が赤楚に向けられるということでしょうね。ましてや、彼は前の理事長の息子とはいえ、医師ではないとことは凄いアウェイな感じ。ましてや、今回の病院に融資を受けるということに関しても、全くうまくいかなかったわけで、ここからが勝負というのは誰にでもわかるところ。ドラマの後半戦は、どんな火の粉が彼に降ってきて、彼がどのくらい強い男になっていくか?というところなのだろう。

で、今回はラウンジで働く芳根京子の姿から。これ、なぜに今頃出てくるのか?そして、これは過去の姿で今はやっていないの?勿体無いよね。妹の手術のために、こういう二重生活をしている中で、赤楚と付き合い、そして、錦戸とも付き合ってる感じにした方が、ドラマ的には色々重さが違ってくる感じがする。そう、ここでも、何がやりたいのかよくわからない柏原収史とここで知り合ったということだけのシーンだが勿体無い。彼女が看護師ながら、夜の世界で利権を動かすような女みたいな部分を持たせれば、芳根にもっと大人の演技も要求されるだろうし、また面白いと思うのだが・・。

しかし少し、大人の雰囲気のドラマを見たいものとしては、今回の融資相手で出てきた丸山智己はちょっと小粒だろうと思ったら、案の定、女を抱きたいだけのクソ野郎だった。見上愛に堕とされる姿は彼らしいとは言えたが・・。というか、あの締められる姿勢になるまでをちゃんと画で見せて欲しかった部分はある・・。結果的には、赤楚の仕事をダメにした後の恋の告白。見上と芳根の赤楚に対する恋模様もここからは見ものな感じはする。

そして、最後の大逆転をさせた、融資相手が、矢柴俊博というのも、いかにも裏切りそうな男を選んだなと思うのは私だけだろうか?最後に錦戸がその臭いを感じさせる発言をしているが、それを乗り越えるのも器量と思っているのか、笹野高史の表情が何を考えているのかはよくわからない感じがいい。そして、今回は、最後にイチゴを食べる笹野。もう、彼の食レポみたいなシーンは余計にも見えるが、まあ、果実はどう食べるの?ということでしょうか?

で、このドラマ脇役にばかり目が行きがちで、意外に赤楚衛二が前に出てこないのが少し気になるところ。ここまでは、錦戸のクールさの方が目立ってる感じで、赤楚の芝居の良さが見えてきませんよね。その辺り、後半戦どうなるかですね。

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