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「墜落JKと廃人教師(第2話)」橋本涼と同じように髙石ひかりに引き込まれていく感じ
先週、これは髙石ひかりを愛でる作品と書いたが、二回目にして、やはりそうだと確信した。そして、ほぼストーカーの橋本涼と同じ目線で彼女を追っているような感じになることで、どんどんこのJKの魔力に引き込まれていくという罠のドラマである。こういうドラマ、髙石あかりの売り出しみたいなこと考えたらもってこいだろう。
そして、出てくる彼女の身につけているアイテムが欲しくなる男も多いだろう。そう、彼女に「髪の毛は拾わないでください」と言われれば、拾って帰るのが男である。それを変態と見るか、正常と見るかは、髙石自身が美しいかどうかで決まるというのは、昔からよく言われてきたことで、昨今はそういう会話自体がセクハラと言われることもある。性欲が穿った方向に傾いたことをセクハラというのだろうが、男たちはそういう洗脳の中でエロの論理を忘れていく気もする。何を言ってるのだ俺。しかし、確かに兄のでなければリップクリームを奪いたい気持ちはわかる。(こんなことを書いていると、この文章自体がセクハラ認定される現代であるのだろうな)
今回も最初に墜落シーンがあった。子供が流してしまったぬいぐるみを拾おうとしての橋の上からの落下。こんな浅い川に向かって墜落するのは、基本危ない。それを助けに落ちるのも危ない。変態教師でも真似しない方が良いと思う。まあ、原作は漫画である、気にする必要もないか・・。
しかし、そのまま橋本は髙石の自宅に家庭訪問と称しながらついていってしまうのはやはり変態。そして、徐々に、その橋本の変態性を高石が受け入れるようになっていくのが面白い。そして、最初の方に書いた変態な話が続くのだが、ほぼ、二人の会話劇。高石の女優としての面白さがいっぱい詰まっている。そして、大きな目をしてとてもアンニュイな感じは、これから絶対に彼女が前に出ていく時代が来るのだろうな!というのを予感させられる。
で、今回のラストの哲学授業みたいなのは、学校の屋上。昔から学校で映画を撮るなら、やはり屋上という教室と乖離した空間をどう面白い場にするかということだろう。そこで、二人はよくわからぬままに近づいていく。個人情報の書かれた紙を干しながら。結果的にはその紙が風で吹き飛ばされ橋本は苦境に落とされるわけだが、そんな不特製多数の個人情報より、目の前の美しいJK情報の方が大切なわけである。
さあ、恋愛哲学講座はどんどん深みに入っていき、高石かおりはどんどん危険に美しく見えてくる。次回見るときは、もう一つ変態の目で彼女を追うことができる感じが素敵なドラマである。