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「コタツがない家(第8話)」ダメな男を飼い慣らす楽しみと、離婚するまでの漫画を描く話

今回は、吉岡秀隆が、小林薫に「離婚してやってくれないか」と言われて、家出するところから、帰ってきて小池栄子と離婚するまでの漫画を描くと言い出すまでの話。その題名は「コタツがない家」。で、今日気がついたが、高橋恵子の家にはコタツがありましたね。やはり、このタイトルは現代の家族に対する皮肉みたいなものが込められてるのでしょうね。妙に納得させられる。

そして、ここにきて3人の新しいキャラがそれなりの俳優さんで演じられることになる。まずは、高橋恵子の愛人?の小堺一機。これ、小堺さんからしたら夢のような出来事でしょうね。世代的には憧れの人でもおかしくないわけで、その人と一緒に芝居してるんだから。

そして、吉岡の中学の同級生という安田顕。漫画家を辞めるといった吉岡に、描いてなくても友人に漫画家がいるっていうのは誇りだったみたいに言われる。そういうのはあるよね。私の同級生には落魄れた有名人もいないしね・・。

そしてホラン千秋の母親役で松下由樹。まあ、ふくよかになった彼女にはこういう役がにあってたりする。しかし、こういう母親がいるから、男はつけあがるとも言えますな。そして、吉岡と前回話して良かったという中川大輔も同じ穴の狢らしい。しかし、金子茂樹、キャラ作りはうまいですよね。なんか、赤塚不二夫とは違うのだが、似たものを感じたりする。

そして、ホランと小池の会話の中で「ダメな男を飼い慣らすのに喜びを感じる」みたいなセリフがあったが、確かに一定数のそういう女性がいるのは確かであり、明らかに「ダメ男磁石」みたいなものがあるとは思う。そういうのがなかったら、こんなドラマ成立しないしね。

そして、そのDNAを引き継いだ息子の佐間龍斗は和菓子屋のアルバイトを続け、アイドルになるのは保留したみたいだが、彼女とうまくいっていて、「付き合ってる」と小池に言うと、「何言ってるの?」と返される。まあ、受験生だからそう言うのだが、作間が「じゃあ大谷翔平が恋愛したら三刀流って言われるのかよって」言ったのがすごくツボにハマったが、世の中、俺は三刀流だって言ってる奴が結構な数いそうな気はする。でもね、ダメ男には不思議にいい女がついていくという法則もあるような気がする。

結果的には、吉岡は「コタツがない家」を書き出したわけだ。まあ、この家にはネタが豊富すぎるから、それなりに描くことは多いだろうが、どうなることやら。特に大きなドラマはなくて、男たちが出たり入ったりするだけのドラマなのに、まあ、10時台に酒を飲みながら見るドラマとしては最高ですよね。(私はそんな時間に見てませんが・・・)

しかし、小池栄子が「地球には私がいるじゃないか」と言うと、説得力ありますな・・。


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