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「潜入兄妹 特殊詐欺特命捜査官」特殊詐欺がどういうものなのか知らしめる為には面白いドラマ

親を何者かに殺された、兄妹が、その親と同じ潜入捜査官になって、特殊詐欺グループに入り込み、親の復讐を行う話。初回をみた感じでは、特殊詐欺の様々なやり方が出てくるようで、高齢者には見てほしいドラマという感じではあった。

主役の兄妹は竜星涼と八木莉可子。派手さはないが、それなりのアクションもできて、危険な目にあった時は画にはなる感じ。そして、舞台は神奈川県警。ということで、これ、「大病院占拠」と「新空港占拠」の続きシリーズのようだ。ということで、最初に、ぐんぴぃがゲスト出演。いらぬことを言いながら、PCを操作している。ある意味、これが、このドラマのテイストを明確にしている。で、犯人グループのトップクラスが5人いて、役者も誰だか伏せられているのも同じ。ただし、今回は、犯人が警察と真っ向に対峙する訳ではなく、警察が犯人の中に潜入して、犯人の仲間になるところは違う。そこで、どういう展開をするのか?というところが見どころ。

初回は、特殊詐欺グループを捕まえようとしていた警察の邪魔をした竜星と八木が警察に確保され、潜入捜査官になるように促され、そのグループのバイトの試験に合格、そして、上司である「玄武」こと吹越満に接触できるまでを描く。吹越、最初に出てきた時から、声で彼だとバレるのは、前のシリーズもおなじだったから、テイストは変わらない。

でも、特殊詐欺のバイトの募集の説明会に、竜星と八木が行って、そこから、すぐに詐欺の仕事を頼まれ、本採用になるまでの展開は面白かった。詐欺をしに向かった先も詐欺師の仲間。あくまでも、竜星たちは、仲間として使えるかどうかをテストされただけの話だが、詐欺師が警察手帳持って歩いてたら、まあ、80%の人は信じるよね。そして、警察手帳が本物かどうかなんて、普通の人にはわからない。そう考えると、詐欺師がのさばるのは当たり前であり、マイナンバーカードになんでも取り込んだらやばいのは子供でもわかるはず。分かってないのは河野太郎だけなのではないかとさえ思う。

映画でも最近は特殊詐欺がよく取り上げられるが、まあ、そういう雰囲気のメールが私の元にも多数来ているのを考えれば、もう、警察の手に負える範囲を超えてるのだろうね。数が増えれば被害者も加害者も増えていくし、もう、マイナンバー、人に教えてる人も結構いるのではないか?とにかくも、このドラマ、そんな凡例を色々見せてくれるなら面白そうだ。

後出演者では、中村ゆりかとか長尾純子とか、気の強い女がいっぱい出てくるのはとてもいい。ドラマの中では、私は結構Mっけがあるのだ。というか、フィクションの中の強い女、強がる女はとてもドラマを硬質にすると思っている。

で、それとは関係ないが、ぐんぴぃ、はもう出てこないのかな?


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