「めぐる未来(第7話)」過去に戻っても助けられなかったのかい?
やはり、近くにいた時任勇気が怪しいような気もするな?というよりも早見あかりは死んでしまったの?そうすると、物語的には成り立たない気もするするのだが、・・病院に行って生き返ることもあるか?
で、この世界はどんな流れにあるのかは、刑事の勝村政信が整理してくれたね。まず、黒いコートの通り魔事件があって、その後に香音が飛び降り自殺と思われる死を迎え、母親の佐伯日菜子が首吊り自殺をしたという展開。ただ、自殺とされるものは、多分他殺。
で、起こっていることのヒントを、香音がやっていたチャットに探す。そこでは、香音がベルという人物と話していた。そして、どうもその男が、10年前に萩原利久が飛び降りから助けた男ではないかという推理が出てくる。
ただ、その現場に行って、聞き込みをすると、その人物は死んでいて、配偶者ももうこの世にいないという。そして、もしかすると、その息子がいるかもしれないと推理するところまでが今回。
そんな中で、早見が毒を飲まされて倒れる。慌てて過去に戻るが、今度はそれでも報われない状況で、萩原の体力が奪われただけ。なかなか、未来が見えなくなってクライマックスに入る感じか?
とはいえ、自殺を助けたことで萩原は恨まれているということなのだろうか?つまり、「お前が父親を生かしたから、俺の生活はめちゃくちゃになった」みたいな感じ。そして、その息子が時任だということもあるよね。
それよりも、早見が階段から突き落とされたり、香音が早見を拉致して一緒に焼身自殺したような事象が全てなかったことにされているのが、私的には気持ち悪いよね。話的には、ただのパラレルワールドで済ませようとしている感じもするが、それでいいのか?
そして、香音が殺されたこともよくわからない。チャットをやっていて萩原のことを聞き出そうとしていたなら、ここで殺すべきでもないだろう。そして、犯人は、萩原自身ではなく、配偶者の早見を狙っていたわけだよね。そして、母親も餌食になったということは、親族を殺して悲しませようとしている?でも、しっくりしないよね。
で、萩原の過去に戻る病気の話と恨みの話は、つまり、誰かを助けようとして歴史を変えても、他の誰かが不幸になるみたいな話なのですかね?そんな気はしてきましたが、もう一つ、キャストの地味さもあるが、時空の概念をしっかりとしてもらわないと、面白くないのですよね。
とはいえ、早見あかり、これで殺されるの4回目?こんなに同じ人物が殺されるドラマもないですよね。