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「プライベートバンカー(第3話)」後継を孫にするという策と、婿を追い出すという策と

前回は長男夫婦が主役で今回は長女夫婦が主役。そして、長女夫婦の一人息子を、副社長の夏木マリが養子にしたいと言い出すところから。つまり、子供たちを無視して、孫を後継にするという爆弾発言。それにより、相続税を少なくすることもできるという荒技。

で、長女の土屋アンナは怒る。まあ、この人は怒る役が多いが、本当に外人の整った顔をした美人ですよね。そのきつめの顔でこういう役になるのだろうが、もっといろんな役をやらしたら面白いと思うの私だけだろうか?ある意味、こういう女優に役を与えきれないのは日本のエンタメ界のせいではあろうが・・。

で、今回の実質の主役は長女の婿である玉木宏。いわゆる弱気のお婿さんの風体で、夏木にいいように扱われているが、それなりに仕事はこなせる人。こういう弱気だが、実直に働く人は損をするみたいなのが日本社会なのは昔からである。

そして、夏木が何を考えているのか?ということを調査していく唐沢。で、でた結果は、夏木は、長女の息子を跡取りにして、玉木は役員にしてからクビにするということ。そして、玉木にあてがわれている会社には保険がかけてあり、玉木がいなくなるとその保険金も会社に入るという仕組み。つまり、最初から玉木はそういう道具にしか見られてなかったということ。まあ、大きな組織の中での節税対策の一つとしてこういうのもあるのだろう。ということで、唐沢は玉木にYouTuberになって見返す計画を立てるのだが、かなり無理がありますよね。

大体、組織から弾かれることも怖がっていた人が、起業し、それも動画配信で食っていくと言い出すのは、私のように動画制作で食っているものでも、「やめた方がいい」と言いたいくらいなわけで・・。まあ、ドラマ的には玉木が根本的に自分の力で生きていくと思うところが大事なのだろう。そして、そのことで最後に夏木に対峙する玉木は本当に格好良かった。そう、息子の心を掴むくらい格好良かった。こういう演技の落差を出せる玉木はやはり良い演技者ですねと思ったりもしました。

で、ここに及ぶ前に鈴木保奈美が言う「まだはこうなり もうはまだなり」と言う格言。人の心の意味合いは、一方向に引っ張られると上手くいかない的なことなのでしょうが、確かにそんな心の中で人は自分の生きる道を見誤ったりしますよね・・。

と言うことで、玉木はもう出てこないのでしょうかね?そして、土屋は戦闘開始で唐沢を取り込もうとするが、それに頷く唐沢の本心は何?で、前回、唐沢に弱みを握られたMEGUMIは早速、唐沢の言いなりでしたね。まあ、うまく人の心を掴みながら、この家のあり方をどう変えていくのか?楽しみです。

で、鈴木保奈美、今回も株で損をし続けていましたが、これ、成長する見込みはあるのでしょうか?で、そんな鈴木さん、とても可愛いです。

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