「オクラ~迷宮入り事件捜査~(第3話)」テロ事件の闇はわかっても、真犯人はわかっていないですよね。
前回で、反町隆史が、証拠を捏造して未解決事件を解決に導いていることが杉野遥亮に知られてしまい、反町は杉野と一緒に動くことにする。反町自体がこうなるように仕向けた節もあるが、どうなのだろうか?
で、杉野がどうして反町のいる部署にきたのかはまだ説明されていない。そして、ラスト、彼が子供を連れている画が出てくるが、これも重要なフラグなのか?
冒頭では、平山祐介と爆破トラブルに巻き込まれた際に、何かマイクロカードを手にしたことがわかる。そして、これが、今回の最後に出てくる、未解決事件の真相みたいなものを記録したカード。そこには、ある意味、国の上部から闇に葬られた事件の真実が書いてあるということなのだろう。
そして、今回は、前回の前田旺志郎に続いて、やはりここのメンバーの青木さやかの夫が亡くなった爆弾テロの事件を解決に導く筋書き。青木は公安であり、夫もVIPの警護にあたっていた時に爆弾を見つけ、それを外に持ち出して、一緒に吹き飛んで死んだ。そして、この事件も真犯人は見つからず、青木もその後、苦労して一人息子を育てるも、その息子は今引きこもり中という結果。色々と複雑なここのメンバーである。
で、今回は、最初から証拠捏造が杉野とともに行われ、ネタが先にバラされるという状態。そして、逮捕する犯人と思われる人物もわかっている状態からのドラマ。まずは、宅配便のドライバーのふりをして、犯人の指紋を取り。それを証拠になる爆弾をオンしたスイッチだったリモコンに付着させて止まっていた時間を動かす計画。しかし、指紋の転写ってできるのね、と思ってしまった。そう、指紋ってあくまでも二次元データで、その縞模様の深さ的なものがなくても役に立つから、こういうことは可能ではあるよね。
でも、それが出てきて、犯人を逮捕する用意ができたかと思ったら、中村俊介が出てきて、そのリモコンが劣化していないのはおかしいと言い出す。確かにリモコンでも、外に放り出されていたものは経年劣化するだろうし、そこから、先ほども話した2次元の指紋が取り出されるかといえば怪しい話である。だが、反町はその指紋の情報を犯人に電話で流す。すると、彼は自首してきた。初めから、こうなることを読んでた?
そして、妻の手術費が欲しくて、爆弾を仕掛けたという。そして、その仕事をくれた者とは面識がないという。つまり、ここで本当の犯人はわからないということになる。で、ラスト、その犯人は署内の誰かの手づるで留置場内で服毒自殺を図る。やはり、署内に例のデータの持ち主がいるのか?
そう、まだまだこのドラマ、本筋となるところが見えてこないのだ。だから面白いとも言える。警察署内の闇、どこにあるのでしょうね?
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