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「うちの弁護士は手がかかる(第8話)」遺産相続の基礎知識。遺言書の偽造はダメでしょ

最後のシーンで、江口のりこが戸田恵子に、「妹には弁護士の資格がないんですよ」という爆弾発言!そんなバカな。さまざまな過去のドラマのパロディを入れ込みながら進むこのドラマだが、ここに来て「下剋上球児」のパロディか?とか思ってしまった。無免許商売が流行りのドラマ界隈?ここが、どういうことで、どう進んでいくかは次回か?

それとともに、ムロツヨシのこれからという話も浮上している。吉瀬美智子が帰ってきて欲しいという。平手も自分で決めればいいという。ムロが最後に平手を取るという流れだとは思うが、その葛藤をここからどう描いていくかは興味深い。

そして、今回のお話は、事務所の売上が上がらないという話から、遺産相続が儲かるみたいな話になり、そこに、飛んで火にいる高田聖子という感じで入ってきたのが遺産相続案件。仲の悪い姉(浅野ゆうこ)との抗争事態。だが、資産が人より猿が多い村の家屋と山一つという話から、皆は儲からない案件だと、平手に任せてしまう。

だが、遺言書を開けてみると、そこには六本木のタワーマンションという資産が出てきて、遺言書には、そのマンションは浅野に与えるとある。それを不審に感じた平手は、その遺言書の筆跡鑑定をするが、問題はなかった。

そこで、何か逆転できるネタはないかと猿しかいない田舎に。とはいえ、ドラマに猿は出てきませんでしたね。こういうの大事だと思うのですけど、予算と時間がなかったのでしょうな。そして、認知症だった父親が遺言書を書けるのかという話が出て、父の介護にあたっていた介護師(小林涼子)と話すうちに、彼女がその父親の愛人の娘だという話に辿り着く。で、認知症の経過から見ても、遺言書の日付がおかしいことに気づき、最終決戦。

ここで、指揮を取るのが村川絵梨。前回に続き、なかなか良い芝居。そして、平手を弟子と呼び、ムロをその舎弟と呼ぶ村川。もはや姉さん気分というところでしょうか?なかなか切れ味良いリーダーぶり。惚れてしまいそう。

そして、浅野の遺言書の偽造がばれ、高橋の父の口座から勝手に預金を引き落としていたことがバレ、これも遺産相続の権利なし。で、小林の DNA鑑定をやったところ、彼女が娘だと確定。そうなると遺産は全て彼女の元へというあらすじ。だが、小林は三等分してくださいというわけで、一件落着なのだが、この後で浅野と高橋の姉妹が仲良くなるとは思えないですよね。また、違う裁判が起こりそうな予感。まあ、遺産で揉める家族は碌なものじゃないとは思いますけどね。

ということで、多額の報酬GETで戸田恵子に褒められる平手だったが、その後で江口の爆弾発言。さあ、どうなるのだろうか?認めて、パラリーガルからやり直すの?早く次回が見たい感じになってきました。


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