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「六本木クラス(第3話)」竹内涼真の魅力を強引に説明してくる感じが韓流っぽい

今回気づいたこと。竹内涼真は、光石研に似ている。酔っ払った時の顔が特にそんな気がした。年齢がいった時に、良いバイプレーヤーになるということも考えられるなと思った。

それはともかく、この回は平手友梨奈が、竹内に惚れて協力をするまで。そして、中尾明慶が、なぜ竹内と知り合って一緒にいるかも描かれた。平手も中尾も、孤独に自分の内に炎を燃やす竹内に惚れたと言うことだろう。

そして、今回も早乙女太一のあからさまな嫌味を竹内にぶつけるシーンがなかなかドラマとしては的確にエンジンとして効果を示している。ある意味、復讐の矛先がイカれてればイカれているほど、ドラマ的には加速がつく。

そして、早々と新木優子は、自分が竹内の店を営業停止にしたと告白する。新木のその行為は、ある意味竹内の性格を知っているから、そして、彼を試すということもあるのだろう。ひねくれた女心的なところは、日本の古いドラマ的な空気感を醸し出す。そして、それは、平手の恋心とあまりベクトルが変わらない感じのところがいいのだろう。竹内を守りたいというエンジンがどんどん増えていく感じ。

平手が、竹内に興味を持つところは少し唐突すぎるが、今まで見たこともないくらい真っ直ぐな真面目な男だというところなのか?いや、自分が彼を助けてあげられると思ったと言うことだろう。しかし、年齢差があっても、竹内とサシで飲むところは、なかなか画になっている。本当に、このドラマ、平手だけを追いかけて見ていても飽きない。その平手がネットの力を使って、竹内の店の救世主になれるのか?次回の見どころではある。

そうなのだ。3回目が終わって、まだ復讐といっても、明確なするべきことが見えてこない。最終的には、香川照之を屈辱に陥れないといけないわけで、そこに到達するには、最初に竹内がそれなりのビジネスチャンスを掴み、それを香川が嫌がらせて潰しにくるようなことがあって、目指すべき頂点が見えてくるということなのだろう。その最初のコマが揃ってきたのが今回の終わり。次週は、まずは六本木で客を呼び込むことが描かれるはず。こうやって、ドラマの流れが見えてくるのも、面白いドラマを作る正攻法のルーティンだったりする。韓流ドラマはこういうドラマの基本的設定のわかりやすさみたいなものが明確に示せてるところが多くのファンを掴む理由ではある。

とにかくも、ここから中盤に入っていくわけだが、どのように展開していくかは楽しみ。(韓国のオリジナル版を見ていないのでなおさらだ)復讐の矛先が明確になってきて、竹内の眼の表情が変わってく感じになるといいですよね!

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