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「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の2番目の憂鬱(第4話)」お父さんの幽霊が出てきたのは何の前触れか?

確かにいろんな縁の繋がりというものはある。ちりめんじゃこのおにぎりが食べたくなると、ちりめんじゃこを持ってきてくれる友がいる。明太子のおにぎりが食べたくなると、同じように明太子のおにぎりを食べたい母がやってくる。そんな母はスペイン帰り。田舎の日常に唐突に投げられる外国の話もまた、何かの縁なのか?

それよりも、やはり猫が現れてお父さんの幽霊の橋爪功が現れたのは確かで、猫と彼の関係は何なのか?確かに、人にはそんな直感的なコトで物事がつながってくることがある。多分、脚本の橋部敦子さんは、そんなスピリチャルな感覚みたいなものをうまくドラマの中で描こうとしてるのだろうと思う。そういえば橋部さんがこの枠で書いていた「モコミ」もそんな題材だったですね。

これは、私の妄想だが、あの世に行くと、この世の現在、過去、未来は一緒くたにして見えているのではないか?そして、それが見えて、自分の親族が何か悪い方向に進もうとすると、直感で教えてくれる。そして、それでもいうこと聞かないようなら、霊として現れるみたいなことも、ありそうな気はする。そう、高橋一生が、夢の中で落ちる穴は、天が何かを教えようとしている感じもある。私的に思うのは、怖い夢は、やはり人生の警告であり、実際、そうならずにいい方向に進むことが多いと思う。それなりに気を使うからだろう。そう、人生は、その人の想いの通りに動くから、夢を正夢だと思うとそうなるということもある。所詮、人間、未来は良い方向に進むと考えた方が得なことが多いのだ。

そんなことを考えさせるドラマがこれで、これが深夜帯に放送されてることで、リアタイすると、ご先祖様の夢を見ている人も多いかもね。

そして、今回は、お母さんの原田美枝子が訪ねてくる話。原田に、橋爪が見えないのは、血が繋がっていないからということなのかもしれない。まあ、彼女にそれが見えるとドラマとすると面倒くさくなるのは確かですよね。まあ、原田さんとしては、高橋にハグできる役だし、それなりに楽しんでいるような・・。

そんな家族を見守る本田翼も、また何故にここにいるのかよくわからないが、まあ、高橋の生活をしっかりさせるためには必要な存在で、宮本茉由もそれに続く存在?しかし、この二人の女に囲まれても、男としての欲望があまり湧いてこない高橋は、何か患ってる感じではある。

あと、今回は高橋のニッカボッカ問題が度々出てくるが、これはドラマの本筋に関係あるの?そんな中、宮本が履いているのは乗馬ズボンだったというのは気づかなかった。そう、作業用のズボンというものも色々あるのだ!

で、次回はついに、宮本も住み込みに?高橋の心は動くのか?

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