「今日からヒットマン(第6話)」ついに弟子までできてしまう無敵の殺し屋稼業
しかし、ラストのお得意様がチンピラに絡まれたのを助けるというやらせが聞いて、接待がうまくいくという流れは安易だが、確かに、時間を守るかどうかだけで相手の人間性を見るような奴は意外にこういう寸劇にひっかるタイプもしれない。しかし、今日の最終決闘場所がゴルフ場とは、なかなか洒落ているではないか?そして、ナイフ使いとの決闘場所としては最高だったかもしれない。
で、今回は最初に、蕎麦屋でのチンピラとの絡み合いがある。その前に、相葉が一人で、カツ丼の大盛りと天ぷらそばの大盛りを食っているシーンは面白かった。殺し屋ってまあ体力使うでしょうな。メンタル的にも強靭でなくてはいけないし、いつの間にか相葉は体質が営業のサラリーマンから、殺し屋になっていたということだ。描き方が大雑把だがわかりやすい。
そして、そこで水を引っ掛けて絡んできたチンピラが、コンビニのアルバイトのキンパツ(駒根木葵汰)だったというのが今回の大事なところ。その前に、船橋と習志野が合併して大きくなった千葉支部。今までの掘立て小屋感覚からビルの中の本格的な組織になった感じ。これも、相葉が「二丁」として仕事をこなしたからだが、相葉に金が入ってる話が未だ出てこないのはおかしい。あくまでも、彼は家族が標的になることを恐れてこの稼業をやっているわけではないとは思うのだが・・。だいたい、文句言いながらも楽しそうですものね。
そんな中で、キンパツが彼を二丁と聞いて、「弟子にしてくれ」と言い出す。まあ、こういう漫画にはよくある舎弟が新キャラで出てくるところですね。そして、次の日の朝は群馬のゴルフ場で接待があるのに、早朝4時にコンビニの現金取引に行かされることになる相葉。こういう無理難題があるのって面白いですよね。そして、取引はなんとか済むも、時間が伸びて、ナビに聞いても遅刻。しかし、ここで元暴走族のキンパツが役に立つという流れ。ギリギリ7時につくのはいいが、どんな道走ってんだw
その営業マン案件に、一緒についてきたのがナイフ使いのナズ。まさに相葉を殺しにきたわけであり、一対一で決闘だと言い出す。相手は「フライナズナイフ」という秘密兵器を持っていて、みんなそれで殺されているらしい。そして、銃弾を避けるのはお手のものという怪物。こういう絶対勝てないような相手を用意しているのがこういうドラマの面白さですよね。そして、最後にその「フライナズナイフ」が出てくるのだが、ナイフの中に、それがかなりの勢いで飛び出す仕掛けを作るのは無理だろう。絶対に拳銃のように勢いつけるための火薬が必要だと思う。そう、こんな兵器作れるなら、どっかの軍隊で使ってますよ。まあ、円形手裏剣が実際にはないのと同じに考えればいいのか?
ということで、今回もナズを一発の銃弾でとらえてまた株をあげる相葉。この勢いはどこまで続くのか?ここにきても結構面白い展開ですな。