「ONE DAY~聖夜のから騒ぎ~(第7話)」 横浜スタジアムを使っても、面白いシーンが撮れないドラマな訳で・・。
このドラマ、もう7回目なのだ。回数からすれば、次週あたりからクライマックスにならなければいけないが、そんな気配にはなっていない。今回は、14時19分~15時36分までの話だという。クライマックスは日没くらいからとなるとまだ先か?ワンクールで1日を描くという構成はわかっていたが、こんなに鈍臭くなるとは流石に思っていなかった。そう、話が進まないドラマには、ワクワクするものがない。
とはいえ、やっとこのドラマの全体構成がわかってきたという感じではある。警察が追っている組織は「アネモネ」。二宮はその組織の中の何なのかはわからないが、色々とやばいことを知っているのだろう。そして、アネモネの中に警察のスパイがいて、警察にもアネモネのスパイがいるみたいな話になってきた。やはりこれ「VIVANT」を意識した設定なのだろうか?誰が敵で誰が味方かわからないみたいな。それだったら、本当に酷い脚本だよね。だいたいサスペンスを作る気がないのに腹が立ったりする。
先週、レストランにいた中川大志は出ていくのを藤本莉子に見られ、藤本は中川を尾行し、捕まってしまう。捕まって監禁されたのが横浜スタジアムなのだが、これを見た時に、私はなかなかいいところに監禁したなと思ったが、監禁された後、すぐ二宮が藤本を逃してしまったりして、 携帯のGPSでそこに集まってきたものにも今ひとつ緊迫感がなく。せっかく出てきた球場というどうにでも面白く使えそうな環境を全く使っていないのが本当にダメ。まあ、横浜スタジアムといったらTBSの方が近い付き合いをしてるわけで、そんな大人の事情もあるのかもしれないが、球場を使った意味がわからないレベル。
そして、レストランには中谷美紀がやってきて、大沢たかおと古い仲らしいことがわかる。そして二宮が桜井ユキと恋仲だったなどという唐突な話が出てきたり、このレストランにいろんなことが集まってくるということか?でも面白いとは思えないわけで・・。そんな中、レストランの連中が仕事に集中していたとは思えないのに、ディナー以外の仕込みは終わってるとかありえないでしょ。リアルタイムに近いドラマでこういう嘘はいけませんよね。
そして、今回も佐藤浩市は犬を探してうろついてるだけで、意味がよくわからない。とにかく、早く夜にならないかなと待つしかないみたいですね。視聴率も右肩下がりみたいですが、それは仕方ないですよ。面白くならないのだもの!