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「Re:リベンジ-欲望の果てに-(第6話)」利権を争う病院など、病院にあらずということか?
赤楚衛二が、医者でもないし、そんなに頭も良くないのと、結構、人をすぐに信じるところがあるのと、錦戸亮をただ胡散臭い人間と思ってることで、全然自分の意思通りにことが進まないというこの6話であった。それをある程度わかっていて、ゲーム的に病院を振り回す笹野高史の思惑がもう一つわからないところが、このドラマの面倒臭いところ。
つまり、赤楚が持ってきたファンドは危ないファンドだったし、それを知ってて、あえて赤楚を理事長にするということは、実権は自分が取りたいだけだろう。しかし、最近、笹野はこう言う意地悪爺さんみたいな役が多いが、その手の役者がみんな鬼籍に入ってしまって、どちらかというと町内会のただのうるさい爺さんが演技上は利権を握る役をやるようになってしまったと言うことなのだろうが、それをドラマにしても面白いですよね。そんな感じでいい気になった笹野高史がリアルと錯覚がつかなくなって暴走するみたいな・・。私的には、笹野さんにこう言う役はやってほしくないです。
今回は、芳根京子が柏原収史と身体の関係で妹の手術費を援助してもらったと言うことを赤楚に吐露したが、やはり、それを実行した葛藤のシーンは必要だったと思うし、そう言うシーンができることで芳根はもっと大人の役を与えられるようになるだろうから、チャンスだったと思うが、まあ、今のコンプライアンスが先にある状況では、女優にやる気がなければ、そう言うシーンは作れないのでしょうね。昔から、こう言う権力闘争のドラマでは女が女を使うことは当たり前だったわけで、それで大人の社会の危うさも描いていたのですよね。そう言う意味では、このドラマ、色々と柔すぎませんか?
で、錦戸が嫌いな赤楚は、外から内田慈を連れてきて、白山乃愛の手術を強行する。内田はいかにも、頭悪そうな外科医。こう言う時は、大門未知子を呼んでこないとダメなんだよ!と赤楚に強く言ってあげたいですよね。まずは、この病院にメロンおじさんを通わせないと・・。
それは冗談だが、次回の予告見てると、これ、白山乃愛は死んでしまう展開なのか?それはかわいそうだろう。そんなことするなら、白山が「Dr.チョコレート」になって、自分を手術した方がよっぽどいい。大体、その手術が失敗することがわかっていて手を出さない錦戸もなんかね・・。結果的には、このドラマ、命よりも利権や憎しみ優先なのか?もう一つ捻りがないですよね。
もう赤楚がどう動いても、格好良くはならない気もするし、こんな赤楚じゃ芳根も見上愛もがっかりだろう。もっと、錦戸とがっぷり四つな利権争いが見たいですよね。