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「Destiny(第9話)」石原さとみが可愛いというだけで、まあ、いいのかと思ってしまった

結果的には、初回で死んでしまった、田中みな実がもっと、冷静に事にあたって、この案件を追求していれば、こんな面倒くさいことにはならなかったし、もっと早くに亀梨と石原は幸せになれたのではないかという終焉だった。にもかかわらず、田中がみんなと友人になった時の話とかを詰め込んでくるところは、見ていて気恥ずかしかった。このドラマで田中は必要だったのか?と思うところが大きいですよね。それがこのドラマのテイストだ。

だから、ラストで、石原は結果的に振り返ってしまう。まあ、私情を挟まぬ検事にはなれぬというところか・・?

そして、ドラマを終焉に向かわせたのは、総理候補(馬場徹)の秘書の男(川島潤哉)が仲村トオルの家の放火犯だとわかったところから。そして、石原の事務官の曽田陵介も川島と繋がっていて、小使い稼ぎをしていた。そして、仲村の自白もあり、20年前の石原の父の死にいたる裁判は、馬場の父である伊武雅刀からの依頼でこういう結果を捏造したこともわかる。そして、その捏造メールを出したのも川島。

川島がそのデータを自分の携帯からは消去していたのに、携帯会社のサーバーの残していたという話だったが、これ、自分の機械だけに残した方が安全だと思うのだが、すごい違和感があった。まあ、佐々木蔵之介の死で自分の命も危ないと思ったのだろうが、この辺の感覚は、一般人にはよくわからない。そして、議員秘書をやってるというのは、やはり生きるための方にバランスがいってるから、政治家は秘書を利用しやすいということなのだろう。とにかく、政治家が金で何でも動くと思っているのは、リアルな裏金事案を見れば良くわかる。とにかく、金に汚くても、国や国民のためにやることをやる政治家なら許せたりもするのだろうが、今の日本に、そんな与党の国会議員は皆無である。そういうことが確認できたドラマではあった。

そして、結果的には、仲村トオルも亀梨和也も命が助かって、石原も検事として一枚皮がむけた感じの終わり方なわけで、めでたしめでたしといったところ。しかし、私は、石原は安藤政信と結婚した方が幸せだと思いますよ。

そして、大学の友人たちが向かうのは、田中みな実の墓。このドラマをここまで面倒くさくした張本人。そして、このドラマでは田中の女優の成長を見ることはできなかった。結果的には、ぶりっこ顔の表情くらいしか演技できない彼女が女優で大成することはなかなか難しいだろう。まあ、彼女こそ、早く結婚して、家庭を作った方が幸せのような気はしますよね。

そんなことより、復帰した石原さとみは、相変わらず可愛くいい女だったということを確認できたドラマという以外には記憶には残らぬ一編ではあったけどね・・。

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