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「相続探偵(第4話)」京都の老舗和菓子店、相続騒動から、直接対決に・・。

今回の京都事案。訪ねてきた床嶋圭子を見て、私は樋口可南子か?と思ってしまった。ちょっと太ったか?と思ったら、床嶋だった。こんなに雰囲気似てたっけと思ったが、樋口が山村紅葉に馬鹿にされるような役をやるわけないよなとは思った。その床嶋の息子が白洲迅、山村の息子が小関裕太で、亡くなった和菓子屋主人をどちらが継ぐかという話。

まずは、床嶋が持ってきた遺書を鑑定。どうも偽物のよう。床島は主人の愛人だが、白洲の方が先に生まれ、和菓子修行は彼が受けている。で、この偽鑑定書には、全てのものを小関に相続となっている。まあ、それだけで疑わしく、赤楚を訪ねてきたということ。

で、三人は京都へ。さすがに京都ロケするとドラマの雰囲気は変わる。ここで、ついでに休学中の母校「京都医科歯科大学」に向かう桜田。そこは、赤楚と出会った場でもあった。この赤楚が弁護士として最後にやった事件の話はまた後に出てくるのだろうが、そのメインの話の前のジャブにこの和菓子屋の騒動を持ってきたということ。

そして、怪しいと思った山村に着く社員、池田鉄洋を追って、本物の遺書にたどり着く3人。池田が出てきただけで怪しい男と感じるのは私だけか?もう、彼が出てくることでサスペンスにはなっていない。出てきた遺書は本物で、店の看板と資産は小関に、店と調理場は白洲に継ぐという、世にも不思議な資産の配分。ここから新たな勝負が始まるということ。そこは、赤楚が口出しできるところでもなく、新たなの戦いが始まる。

まずは、白洲は「鳳凰」という店を「野心」と名前を変えて復活。小関は近くの和菓子屋に話をつけそこで「鳳凰別館」として再スタート。今まで店などでなかった小関が店の真面に立って宣伝をして、まずはこちらの勝ちに見える状況。さあ、ここから何が始まるのか?作ってる菓子の著作権とかかな?でも、この白洲VS小関というキャスティングはなかなかいいですね。本当は二人とももっと主役を張りたいところでしょうが、・・。

実際、外国人に目をつけられている京都の和菓子屋界隈。いろんなことが起きているでしょうが、こんな形で日本人同士の揉め事はなるべく避けてほしいというところですが、ドラマとしては次回の後編が結構楽しみ。

そして、桜田の方の動きもあるのでしょうね。裏に悪い顔をした加藤雅也。本当にこの人は、こんな役ばかりをやるようになったのは気になりますが、・・・。

で、今回は、和菓子をしっかり食べたくなるものにしなくてはいけないところでしたが、出てきた「練り切り」は見事なもの。こういう消え物がちゃんとできるドラマはそれなりにまとまりは良いかと思います。

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