「彼女と彼氏の明るい未来(第2話)」過去を見ることは必要なのかという問い
バーチャルタイムリープで彼女がビッチなのかどうか確かめる話の二回目。今回は関水渚が入っていったクラブの中に入っていく末澤誠也。そこでは、関水と落合モトキがキスをしていた。で、違う日の彼女を追うと、昼間から複数の男を自分の部屋に入れて、酒を飲んでいたりする。そこに、関水の母親が訪ねてきて、小言を言ってくる。そこには、末澤が知らない関水がいたということ。
ここまで見てから現実に戻る。そして、関水のお母さんの誕生日プレゼントを買う約束をすると、約束の場所で男といる関水。その男は昔の同級生だというが、まあ、不信感がつのるだけという流れ。そして、現実の関水は変わらぬいい子だし、お母さんとも仲良し。教師をやってるような末澤の頭の中はもう容量オーバーのようだ。
考えれば、こういう二面生の演技を関水はなかなかうまくやっている。ある意味、体裁のいいお嬢様演技をやらされるよりは、こういう方が女優的には勉強にはなるだろう。小悪魔的な演技ができるようになってるという感じはする。比較はおかしいとは思うが、加賀まりこ的な女優になろうと思えばなれるのではないか?「月曜日のユカ」とか「乾いた花」の現代的なリメイクをするなら、彼女で可能なような気はする。
しかし、結構エロいシーンがあるドラマの中で、末澤が小学校の先生なわけで、学校シーンでは子役が出てくるわけだ。この子役たちはやはりオンエアを見ると思うのだが、こういうドラマを見てどう思うのだろうか?その辺り、親からの苦情みたいなのはないのか?というか、児童役の子にはこのドラマの脚本はちゃんと配られているのか?作り手も気を使うと思うのだが、どうなの?(昔なら、そんなこと知ったこっちゃないだったでしょうけどね・・)
そして、最後は勢いで関水を抱こうとする末澤だったが、いらないことを考えてるようで勃たず。それでも、「愛してる」と言ってくれる関水だったが、先生的な脳みそでは、彼女の過去が気になって仕方ないというところ。次回からは、関水のまだまだ知らない過去が出てきそうな気はするが、男側は振り回されるだけのタイムリープものなのですよね。というか、タイムリープというか、向こうにこちらが見えないので「覗き」という感覚が強いですよね。そういう意味でも、小学生にはあまり見せられないドラマのような気がしますが・・。
でもさ、ラストクレジットの関水は可愛いよね。彼女、笑うと顔が皺くちゃになるのがいいよね。親しみのあるビッチという新しい世界が彼女に可能ならそれはありだと思うのですよね。
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