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「伝説の頭 翔(第3話)」空手家とヤンキー格闘YouTubeと過去に怯える関水渚
まずは配信で人気のある「BAD ENDLESS」というヤンキーの格闘技大会の誘いが高橋文哉のところに来る。しかし、こういう素人のケンカ試合みたいなものをネットに流すっていうのは、それなりに人気出る気はするが、プロレスを素人がやるとけがをすることは必至であり、死人が出ないようにすことは大事だし、そのためにはルールが必要。つまり、プロレスがやってきた道を後追いするしかない気はする。
世界的には、賭け事としてこういう戦いはあるだろうが、ヤンキーがそれをやるにはなかなかハードルも高いし、実際はもう、こんなヤンキーはいないからな。まあ、やはり時代劇だ。
そんな話と同じ頃、グランドクラスの特攻隊長の田中偉登の喧嘩のビデオが配信でバズり、同じところにいた元ヤンキーの空手家が謹慎になる話があった。田中もグランドクロスを辞めると言い出す。まあ、こういうヤンキーの話も、梶原一騎が書いていた格闘者から何も変わっていないですよね。他流試合や喧嘩はダメという決まりは、子供ながらに漫画で教えられたが、世の中、けしかけられた喧嘩でその技を使わない方がおかしい気も未だにする。もちろん、人を殺す恐れがあるのはわかるが・・。
最後に、謹慎させられた空手家に嫉妬した男の仕業というのは、まあ昔からよくある話でそれほど面白くはなかった。ヤンキーでない高橋がまとめられるのはこういう話でないといけないという所もあるよね。本当の抗争劇になったら、流石に何もできないし。ライバルのカルマがうまく立ち回ってくれるおかげで、うまく本物に化けてる感はまあ形にはなっている。カルマが最後にBAD ENDLESSのチャンピオンの顎はずしをやったところは面白かった。
そして、同時にアイドルの関水渚が昔はヤンキーだったという証拠の写真も一緒にバズる。そして、そのグループの頭だったのが井桁弘恵だったという事実もなかなか上がる話。そして、前回はツンデレぶりが可愛かった井桁だが、今回のヤンキーの本気ぶりかなり可愛い。というか、スケバンが綺麗で格好良ければ、世の中は幸せ的なものも感じる。まあ、今はスケバン不足ではあるが・・。やはり、昔、侍がいなくなり、辻斬りみたいなものがなくなたっときも似たような気分だったのだろうか・・。
とにかく、このドラマ、関水の描き方は大事なわけだ。偽物の高橋とはまだ連絡先交換だけだしね。本物の高橋の病気の話とともに、ここからがドラマの本番になる感じなのだろう。ここまで、話に勢いはある。そして高橋の演技もなかなか良い。アクションもそこそこに入ってきているが、もっとそ早大にそれを見せて欲しい気もしますね。