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「オクラ~迷宮入り事件捜査~(第6話)」未解決事件の闇は、さらなる闇に移行していく感じですか・・。

巨大な闇が反町隆史を始末しようとしているわけだが、その前に、その闇に近づいた中村俊介が殺されてしまうとは、なかなか衝撃のラスト。そして、このドラマの本質が少し見えてくる。警察を使って犯罪を合法化する者がいる。まあ、そういう話は昔からあるわけだが、ここでは、そのために警察官が殺されていく。目的は、日本を世界を掌握するというところなのだろうか?子供向けのヒーローものではないから、その悪が姿を表さないわけだ。前回までは、中村もその一員かとも思ったが、ここでそれはなくなった。

で、今回は、反町が杉野遥亮に、例の未解決事件のファイルを見せるところから始まる。そして、このファイルにある事件は意図して解決されなかったというようなイメージが膨らむという話。そして、それをみていくと、前回、海外逃亡を図ったか?とみられる袴田吉彦は死亡になっている。このファイル、更新されることがここで初めてわかる。それを更新してるのは誰かという?臭いをさせながら、新しい章に入っていく感じ。

そして、今回のミッションは、副総裁が毒殺された事件に対する真犯人の特定。そして、いつもとは違って、反町の捜査に中村俊介がついてくるという。ここまででは、中村が反町の証拠捏造を疑ってそれを暴くためについてきたかと思ったが、そうではなかった。

そして、その辺りを反町は勘づいていたようだった。捏造した証拠を探し、それから犯人が特定されたとなった時に、中村はすぐに逮捕だと、今までとは違う見解を示す。そして、クライマックスで、この副総裁殺しの犯人は中村自身だったということがわかる。副総理の秘書に愛する妻を轢き逃げされたのがその原因。気持ちはわかるが、それが未解決事件にされたのはなぜなのかはよく説明されていませんよね。副総理に垢がつくということでしょうが、やったのは秘書だしね・・。まあ、証拠不十分ということなのだろうが、どうも、その辺は曖昧。

そして、中村自身が闇の男に呼び出されて、殺されてしまう。まあ、サスペンスとしては、どんどんドツボに入っていく感じがあり面白いが、最初に書いたように、悪が明確に見えてこないのが気持ち悪い。次回は、平山祐介が殺されたというか、反町が殺した事件の流れも明確になりそうだが、本質的に闇は、何がやりたいということなのかは早くはっきりしてもらいたいですね。

とにかく、昨今の日本で起こってるニュースは、理解不能なものが多いわけですよ。先日の兵庫県知事選挙の結果も理解不能ですが、そういう理解不能なことが増えれば増えるほど、警察は混乱の中に入っていくような気もしますよね。今、増加する特殊詐欺にしたって、PCや電話回線を使って行われている以上、そのやり方をAIが学習すれば、人間の手を介さないで、勝手に金持ちの預金を動かすことが可能になるかもしれない時代なわけですよ。

だから、白いシャツとジーパンを一緒に洗わないみたいな話にほろっときてる人は、危ないですよ・・。

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