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「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!(第12話)」殺し屋という職業の中でどう立ち振る舞うかは大事だが、まあ、今日生きてりゃいいよね。

映画の「ナイスデイズ!」との時間軸の関係がよくわからなかったが、今回、「去年は宮崎に行った」というセリフがあった。ということは、こちらは映画の後の話だったわけだ。最後に前田敦子が出てきたが、彼女が誰だかの説明はなし。まあ、協会の人なのはわかったが・・。

前回、営業部を皆殺しにして、そこに助太刀的に現れた柄本時生が、結果的には殺される。セリフにもあるが、柄本と伊澤彩織は心が近付いてしまったわけだ。だから、伊澤は柄本を逃した。だが、目覚めた柄本は伊澤のところに戻ってくる。なかなか泣かせるドラマになってましたね。というか、髙石あかり以外に伊澤が心を開いたのは初めてであり、彼女も殺し屋やりながらも成長してることがわかる。

で、営業部を壊滅させたにも関わらず、彼女たち2人には基本お咎めなし。営業部がデマを流して仕事とっていたことは、やはり協会的には問題だったようだ。しかし、そう考えると、殺し屋協会のスタンスは結構「必殺仕掛人」的な位置にあるのかもしれない。

で、このドラマでの最後の仕事のターゲットは浜野謙太。かなりパワハラな男というのは分かったが、どういう人物なのかは説明なし。あくまでも殺されて当然の人間の役。で、車に乗り込んで、至近距離で撃つ。直接撃つシーンは出てこないが、俯瞰で車のガラスが割れるのを見せて状況を示すのはなかなか格好よかった。

そして、死体処理班がやってきて、「顔は撃たないでください」って言いましたよね」と怒られる。つまり、処理が面倒ということなのですかね。というか、状況的に悲惨だというのもあるのでしょうね。

そう、そんな怒られながら殺しをやってく感じがこのドラマの面白さではある。そして、そんな仕事しながら、焼きそばが美味い食事として認知がちゃんとされていないみたいなことで暇な時間を潰す。このゆるさが好きだし、そう言われると、焼きそばがすごくおいしく見えたりするわけだ。

で、ラストは11月にクリスマスツリーを飾って盛り上がる話。まあ、こういう時の、この二人のコンビは本当に楽しそうでいいですね。

で、髙石が朝ドラヒロインに決まって、来年に入れば大忙しでこのシリーズもやっぱり一時中断なのでしょうね。とすると、新作を見られるのは再来年?ドラマも映画も、ここで終わりという作りではなかったですしね。髙石が女優として大きくなったところで続編が見たいですよね。あと、伊澤は他のコンテンツでアクション系の主役を演じてほしい。本当に、彼女がアクションするところは惚れ惚れしますよね。とはいえ、最近、アクションを演出できる人が足りないのは事実かと!そういう意味では、このシリーズは貴重なわけですよ!新作、待ってま〜す。

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