「漂着者 ep,7」1400年前から待ち続けられていた預言者に望むもの
「今流行りの、伏線回収しないサスペンスドラマ」というセリフが生瀬の口から吐かれる。視聴者は、秋元康に馬鹿にされているのだろうか?いや、このセリフが出てくる時点で、伏線回収を考えているのか?色々と、洒落にならないセリフである。まあ、このドラマについていえば、どこが伏線なのか?全くわからなくなってきているが…。
総理が殺されたことで、浮かび上がったのは、新聞記者、橋本じゅんの殺意だけ。これも、予想だにしていなかったが、ドラマの流れとしてあまりスマートには見えない。そして、新聞社を辞めて、本当に釣りに向かう橋本じゅんを見ると、こちらは別件?だが、総理の死を野間口徹が一週間前には知っていたという話が入ってくる。情報の流れまで混沌としてきている。斎藤工は、野間口にも情報を流しているの?頭が混乱するだけ。それがこのドラマの主旨であることはわかるが、ストレスフルである。
そして、捜査一課長の娘がいなくなる。そう、傍で続く、連続女子誘拐事件は続いている。えげつない公権力への嫌がらせなのか?まあ、家のドアの前にランドセルを置き、葬儀を連想する貼り紙は、嫌がらせを超えている。というか、こんな大掛かりなことやってる人たちが捕まらないのも不思議だ。色々考えるも、公権力を操る大きな闇の力?面倒臭いやつですな?
その一方で、生瀬は、昔、公園で消えた娘の手がかりを斎藤工に聴くという行動を起こす。刑事の勘よりも、ヘミングウェイの勘なのだろう。そういう流れからすると、斎藤は悪者ではないのだろう。
そして、野間口が、斎藤のような預言者の出現を1400年待っていたなどという話が突如持ち上がる。そして、野間口が住む土地には、1400年間のさまざまな隠し事が埋まっているということか?まあ、歴史などというものは、支配者に書き換えられ、必要とされないものは埋められるということである。1400年後、安倍政権、菅政権という歴史は空白の時代になっていると私は思う。そう、今の総裁選話など、歴史には残らない無駄な話だと私は思う。なんか、私の頭の中が腐ってきている感じ。もう、秋元康の頭の中も、そんな感じなのかな?とだんだんついていけない状況になっていく。
そして、傍で、斎藤と白石が、毎回、抱きしめあっているのだが、そしてお泊まりしてるから、そういう関係なのだろうが、そういう色香を全く感じないのも困ったものである。白石麻衣は、女優としてやっていけるのか?と疑問が多く出てくる。
とりあえず、来週から最終章ということ、とりあえず、伏線回収して欲しいです!
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