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「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~(第5話)」社内恋愛というのも、過去の遺物になるのか?
まりりんの好きな映画は「七人の侍」という突然出てきた新しい情報から、営業で「7人のショコラティエ」という企画が持ち上がるという無理クリだが、アイデアとはこんなものである。そして、今日の話は営業マンが家も仕事もごっちゃになることで、体を壊す話。なかなか今どきではない感じな話だが、上司の山口智充の雰囲気は、昭和の営業マンという感じ。こういう人は確かにいっぱいいた。でも、最後に彼が「料理教室」にのめり込むというのは今時の発想か?このドラマ、原作のふるさが結構拭えないのだが、だからこそ、少し年齢のいった人には面白い。若い人たちはどう感じているのだろうか?山口の元妻役の須藤理彩がいい感じでしたね。
大体、今時、社内恋愛禁止というのも、なんか意味ない感じだし、みんながそれを破っているのもわかる気はする。大体、私のいた会社も昔、結婚したら部署がバラバラになるという謎な掟があったが、職場でイチャイチャできるくらいの方が仕事も楽しくできるとは考えないのですよね。日本のビジネスの枯渇はこういう発想が起こしたとも言えますな。でも、ドラマ的には最後に社内恋愛OK になった瞬間に、皆が外に恋を求めるというのは、今風か?そんな感じに、色々と原作アレンジが大変な感じ?大体、このドラマに派遣社員という言葉は出てこないものね。ある意味、昭和の正統派会社ドラマなんですよね。だから、まりりんでも出世ができる!
本題のショコラティエを集めるところ。まあ、これはよくわかる。7つという店を一緒にHPに載せた場合、やはり、競合相手が気になる。まあ、そこをうまく配置するのが、Webデザイナーな訳だが、ここでは、その存在が出てこないのは、ちょっと描き方が甘い。営業とクライアントだけで、こういうのは決まらないと思うのですよね。そして、彼らにゴッドファーザーと呼ばれる渡辺哲がまとめてしまうのも、安易な感じはした。まあ、このドラマの主題は、まりりんの出世にあるわけで、彼女をみていた渡辺がまとめたということなのだから、いいのだろう。
そして、前回の流れから、鈴木伸之が今田美桜に近づきつつある。だからか、向井理の情報まで今田に流すわけで、これ、どう流れていくのでしょうか?向井理の触ったクリップにこだわる今田の可愛さみたいな部分に惚れるような感じもあるのでしょうね。しかし、これ冬の話なのね。クリスマスだ、バレンタインだ、こたつやストーブも出てくるし、撮ったのもそんな時期?本当にテレビドラマも季節感がないのは残念。
ラスト、江口のりこと石田ひかりがホテルのラウンジで話している。こういう大人のシーンが似合うドラマが見たい物だと思ったりしますね。次週は、まりりんに部下ができる設定?まあ、勢いは続いてますから、期待はしてます!