「離婚弁護士 スパイダー～慰謝料争奪編～（第2話）」経済的DVの原因が、糞サイトの課金だったとは！

最初、ラーメン屋で高橋メアリージュンが声をかけた女は、誰が演じてるのかと思った。そのくらい、登場した時とラストに笑顔になる、谷村美月の表情が違った。これは、明らかに女優力によるものだ。そう、谷村さんは出てきた時からこういう暗い表情と明るい表情の使い分けが自然にできる女優さんだった。でも、最近は出番が少ないですよね。ということで、久々に見て感心させられたという話。

この谷村は、妊活中で、保険が効く六回の体外受精に失敗して、今は金がかかるので節約中だという。そして、お金を全てご主人（飛永翼）に管理させられ、現金を持てない状況にあり、カードを使うと全て用途を聞かれるという状況。これを高橋は経済的DVだと指摘する。昔は、よく奥さまのことを大蔵省とかいうオヤジがいたが、昨今はその逆もあるのかね。お財布が別々という感じの人が多いようにも思うが、・・。

で、普通、こういう不妊の場合は男の方も協力的なことが多いから、こうなるのは、やはり、男の方がそんなことどうでもいい感じなのだろうね。そしてドラマの中では言っていなかったが、オチを見るともちろん、SEXレスなのだろうね。

そして、銀行の口座にほぼ金がない状況なのがわかり、夫に問いただすと、口座を代えたとか、それらしいことを言う。それを嘘だと感じた高橋は、早速、彼の会社に諜報員を送り込む。だが、評判はただのケチ。交通費が無駄と家まで歩く始末。女の影もない。だが、おかしいのは、会社でトイレに行く回数が多いと言うこと。そこで、せっちん責めで彼を追い込み、謎が解ける。トイレでいかがわしいチャットサイトを見ていて、そこに課金していたのだ。コドモか！！まあ、三次元を愛せない男と似たようなところですな。

そして、高橋は彼を呼び出し、600万円を請求する。まあ、ネットで課金するのは本当にバカらしいですよ。その後に、先に書いたラーメン屋での谷村の明るい笑顔が出てくるわけで、このドラマ、達成感があるのはいいですよね。

そして、当たり前だが、高橋の濃い目の顔や表情に画面から強いオーラが見られる。これは「無能の鷹」の菜々緒と似たようなところがあるが、目力はこちらが数段上です。今、「プレイガール」みたいなドラマ作ったら、二人とも候補でしょうけどね。

そして、金子アキノブと別れた理由も徐々にわかってくる。彼の浮気のようだが、その女は誰なのか？このあたりを小出しにしながら、高橋はお金を取る気なのか？そんな単純な話ではないと思うが・・。