見出し画像

「ムチャブリ!わたしが社長になるなんて(第3話)」恋と仕事の両立が無理な世の中になっていくのか?

3話目で、もう店のチェーン展開の話を振られる高畑。資本力がある中でのビジネスはこのくらいのスピード感が必要なことは事実。松田翔太のロジックの中でうまく使われている感じの高畑だが、同窓会で昔の同級生に告白される展開になるという今回の流れ。

告白する男は浅香航大。なんか、こういう役が多いですよね。そして、なんか自分勝手で、エキセントリックな感じは彼にはぴったりのイメージ。確かにこういう男はいるけどね。こういうパターン的な役をやらされている感じは役者として停滞感を感じますね。

ドラマの中に描き込まれていたが、職場で仕事とLineの二刀流的なもの、今は多いのでしょうな。まあ、仕事に集中する人はそうはならないでしょうが、こういう恋愛の押し方も結構あるようには思えますよね。まあ、個人の時間にどんどん介入してくるのは、仕事も恋愛もなしだと私は思います。そういう意味で、Lineを仕事で使うような人はあまり印象は良くない私だったりします。

そして、そんな恋物語とパラレルで、チェーン店化のためのブランド作りをするためのデザートの開発に挑むレストランの面々。この辺りのお話は結構よくできていた。お菓子の開発過程を結構詳細に描いていたのも良かったし、何より完成した「琥珀糖ケーキ」が美味しそう。まあ、透明な涼やかな感じだから、夏なら尚良しというところですね。そう、このドラマの料理は主役級の演技が必要なのだ。パテシェ目指す若い職人の話もまあ良かった。

志尊淳は、徐々に高畑に興味が出ている感もあるがどうなのでしょうね。まあ、本命は松田翔太の臭いはするが、松田が高畑に興味があるのはそんな単純な感じでもない。そこがこのドラマの肝のような感じでもありますな。

そして、最後にまたライバル企業の御曹司の笠松将登場。こちらの使い用も色々ありそうで、ドラマ全体のキャラは揃ってきてそれなりの戦闘開始状況にはなってきた。まあ、起承転結の起の部分はここまでか?というところであるのかな。

初めはどうなることかと思ったが、やっと高畑充希のドラマになってきましたね。彼女の魅力は、あくまでも自分の演技で突っ走っていって、相手をも巻き込むようなところなのだとは思います。プロダクション先輩の優香さんと対峙するところはちょっと緊張気味にも見えましたが、まあ、自由に高畑ワールドを展開すれば、ドラマはそれなりの出来にはなる感じは頼もしい女優さんですよ。脚本もそれなりにまとまってきたし、次回も見ましょうというところ。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?