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「シッコウ!!〜犬と私と執行官〜(第5話)」 病院のシッコウと、犬のマッチングアプリと仕事のやりがいと

第5回目、ほぼドラマは折り返し点。伊藤沙莉は執行官という仕事にかなりの興味を持ち始めている。考えれば、来年の今頃は、彼女は朝ドラで日本最初の女性弁護士を演じてるわけで、法律のこともかなり勉強しているはず、この役がそれとシンクロして彼女に与えられたかは知らないが、彼女的にも実際、かなりのやりがいを感じながらこの役を演じているのかもしれない。

そして、今回は個人病院の経営が、行き詰まり、まずは動産の競売場面から。古物商の人というのは、こういうので仕入れとしては掘り出し物を掴んだりもするのだろう。演技であるが雰囲気はわかる。そして、病院長がその競売者の中に自分のサクラ的なものを入れて、他人に動産が渡らないようにsするという話も、確かにありそうな話。まあ、こういう貴金属や美術品が売買されるときには、それなりのネガティブな話はついて回るのでしょうな?そういう意味では、それを持っているからといって資産にはなるが、運が回る的なことはあまり聞きませんよね。そして、絵画など、実際描いた人は天国で「何やってんだか?」とか思って見ているのでしょう。色々、常識ではよくわからない不可思議な世界。そういうものにも、執行官は関わっているということが興味深かったです。

そして、そんな病院も2ヶ月以内に閉院させるということが、執行官の織田裕二から告げられる。実際のこういう場面は、やはり修羅場のような感じなのでしょうか?興味あります。そういうYouTubeって出ませんが、やはり撮影禁止なのでしょうか?気になるな・・。

そんな事とはパラレルに、伊藤沙莉は、以前、執行でクビになった会社の社長、板谷由夏と再会。今度は無店舗で、犬のマッチングアプリをやっていると言い、伊藤を誘うわけだ。伊藤もいかがわしさは感じながらも、大好きな犬の仕事ということで迷う。しかし、病院の犬がヘルニアになった話とかもあり、このドラマ、全然関係ない感じの執行官と犬をうまくコラボレーションしてますよね。こういう脚本書けるのはなかなか技術入りますよね。

そして、出番が少ないのに、印象度は強い、執行の補助者や、執行官のおじさんの皆さん。これ、役者次第で随分印象変わるでしょうね。それに負けじと保護犬の世話をしてる、ファーストサマーウイカや駒井蓮らも、印象深い芝居をしてるのが、光ってもいます。今期のドラマの中では脚本はすごくしっかりできてる1本ですよね。

で、病院の話は、院長の竜雷太が、執行の日には病院をすっかり空にして、手紙を置いていき、織田裕二に感謝するという、今までにはない話。そんなことあるんだと、涙する織田裕二の姿も感動的でしたね。めでたしめでたし。

竜雷太さん、調べたら今83歳なのですね。同じ世代でこんな感じで役者を続けてる方、いやご存命の方も少ないわけで、なんか、病院の話に、そんなこと考えて、しみじみしてしまいました。

そして、最後に、執行補助をしている笠松将が、伊藤沙莉に「付き合ってください」と彼女の手を引いて走っていく。どうなるのw


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