「警部補ダイマジン(第2話)」結構、奥が深い話なのだが、説明くさくなりすぎている
前回の続きで、44のメンバーと見られる男に殺そうとされる向井理と浜野謙太。そこで、一度は向井が殺されれば自分は自由になると考える生田斗真。そんな流れを作りながらも、最後は一撃で相手をぶちのめす生田。生田の役はこういう役目なのだろうね。いわゆる、向井の用心棒的な位置にある。そして、今回は言われるがままに、その逃した犯人を痴漢に仕立てて逮捕させたり・・。こういう痴漢冤罪に仕立てる話、よく聞くけど、どこまで真実なのでしょうね。色々人を雇えばできることだしね・・。ただ、最近は車内にカメラ仕掛けてあったりするからどうなのだろうか?いや、あるからこそ、仕掛けやすいということも考えられる。でも、ここで演じられるようなバス停での痴漢はやりにくいのでは?女子高生はいくら出せば協力してくれるのか?
そんな流れで、向井理の父親が、この44の黒幕らしいということらしいことがわかる。松平健からそれを生田斗真に伝えるということは、向井が、生田を使い回すためだけに雇ってるのではない感じもする。向井の狙いがぼやけているのがドラマとして面白いところなのだろう。
そして、今回は高給取りのCEOが変死した事件を追う話。それを聞き出そうとする中で、情報屋が喉元一突きで殺されたりする。これは藤枝梅安の技であるが、そんな必殺臭がするドラマでになっていくのか?その割には、浜野謙太はただの笑かしなのか?彼の技がよくわからない。シシドカフカも、やはりアクションをやらしてほしいですよね。どうも、この二人の存在の見せ方がイマイチな気がする。
そして、殺人事件で妙な金の流れが見つかり、その当事者の女のマンションに行くと、彼女は殺されていた。やはり喉元一突き!そこに残っていた夫、矢柴俊博がやったらしいが、逃げられる。矢柴さんも、あちこちのドラマに脇役で出られていて、いっぱいドラマ見てると混乱しますよね。本当に、日本の脇役もう少しなんとかならないのか?このくらい出ないと稼げないのかもしれないが・・。
そんな44事件を追う背後で、生田斗真を幼女誘拐と重ね合わせて追いかける土屋太鳳。これが、ドラマの中で今ひとつ噛み合っていないが、どう重なっていくのか?この辺りは、脚本がイマイチなんですよね。まあ、そんなこと知ったことではないという感じの三池崇史演出ですが・・。
そうそう、三池さんの作品にしたら、セリフで色々説明しすぎてるところが多くて、なんか見ていて食傷気味になるのだが、・・。その辺り、アクションを見せていくのか?政府の中の闇を暴くことを主に置くのか、なんか迷ってる感じですね。まあ、徐々に流れの勢いはついてきそうな感じはしますけどね・・。まずは次回を見なさいということですかね・・。
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