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「パティスリーMON(第7話)」三角関係の本格的な始まり。

今回、いじめられていた役のパース・ナクン。フランス語が話せないフランス人みたいな役だったが、本当は何人?と思って調べたら、オーストラリア出身の、オーストラリアの父とタイの母を持つハーフ。フランスには全く関係なかったようだ。俳優としてはタイで活躍していたようで、どちらかというと白人系の血が多いように見えるから、そういう意味で目立つ感じだったのかもしれない。今は、日本でホリプロ所属。これから、活躍しそうではある感じですね。まあ、フランス人と言われればそう思えるところは得なところかもしれなせんな。

で、そのパースに会いたいとやってきた、ちょいワルそうな3人。確かに最近のワルは見た目でよくわからないですよね。ちょっと拗ねた顔をした感じが不良なわけで、おじさんにも読めないから、困ったものである。不良はそれらしい格好をしてくれないと、避けられないのですよ。

そして、彼らの対応に困っていた畑芽育を見かねて、中川大輔がまずはどうにかしようと考えてる顔をするが、その前に出て行ったのが濵田崇裕。そして、突然、フランス語を話して、彼らを結構キツイ言い方で追い払う。それ自体は見事であったが、中川は対応が悪いと非難する。その言葉の向こうには、先に畑を守る形になった濵田への嫉妬があるのは確かである。

そう、大体、ここまで、中川大輔がちゃんと畑に「好き」と言わなかったからこうなったわけで、そのロスタイムに濵田が畑に興味を持ったという流れ。まあ、ベタな少女漫画世界ではあるが、そういうのが安心して見られる感じですよね。

そして、濵田が、わかりやすいが、女にそんなに簡単に「好き」と言えないタイプに描かれてるところがこのドラマのミソではありますよね。「スポンジをつくってみる?」とか、仕事上の話で攻めていくタイプで、そういうのを先に中川が感じてるのがまた面白いところなのですな。

そして、街で畑が友人を待ち合わせてるところに、あの3人がついてきてるような予感。畑がどうしようと思い、店に電話をかけるが誰もいない。そこに間一髪のタイミングでやってくる中川。そして、店の留守電に不信を感じ現れる濵田。ここは、中川が勝ちで、やっと「好きだ」と言える。まあ、タイミング的には遅くはない。ここから、濵田がどう動き、畑の心がどう動くのか?というところ。私的に見れば、中川と付き合った方が安全牌には見えるが、濵田の方が、意外性がいっぱい隠れてる気はする。タイプは違う感じに描かれてるから、どっちのタイプが好き?という少女漫画世界ですよね。でも、ベタだけど、結構ドラマはしっかりできてる感じはします。

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