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「100万回 言えばよかった(第7話)」なんとなく、構造がわかってきたけど、やはり幽霊いるっ?て感じ。

ラスト、グミを喰う荒川良々。彼が事件に絡んでるということなのですかね?しかし、なんか、陰気臭い、美少女売買みたいな話になってきて、見ている方としては、あまり気持ち良くないですよね。こういう根底にあるドラマが陰気くさいのは、私的には嫌いです。

そして、幽霊に3回身体を憑依されたら死ぬって、松山ケンイチはリーチ状態。怖くなくても、幽霊は面倒臭いということ。しかし、板倉は影が薄いから大丈夫だって、本当にこの幽霊は必要なのか?その上に、先週から出てきた新しい幽霊の菊地凛子が話しかけてくる。彼女はソウルからやってきた幽霊だった。やはり、幽霊の移動手段はどうなってるのか分かりにくい。

そして、菊池がシム・ウンギョンの夫を交通事故で轢いた人物だと名乗り、謝りたいという。この話も必要なのか?と思ってしまう。そして、その夫が松山に似ているというのだが、それだけの理由で、このドラマのサイドストーリーになっているように見えるのだが、これ以上、何かがあるのか?少女売買が、ソウルにまで及んでいるというなら、尚更陰気臭い感じがする。

そして、香里奈に教えられ逃げてきた少女を安全なところに保護させた井上真央は襲われる。ここで、井上を襲うのも犯人としては大事なことなのかもしれないが、少女にGPSが取り付けてあったわけで、そちらを確認して拉致する方が先なのではないかと思うのだが・・・。犯人側もあまり頭が良くない感じがする。

つまり、この事件、全てを知ってしまって、佐藤健は殺されたのだろうが、その佐藤の霊が記憶をなくしていなければ、なんの問題もなく解決していたわけだ。そう、先に書いた菊地凛子が、自分が起こした事故を明確に覚えてることから、この記憶喪失も脚本上の都合でしかないないことがわかる。とにかくも、話のサスペンス性と霊の話のコンビネーションが悪すぎる。

これ、なんか、結果的には霊はみんな、あの世に去っていくという結末のような気がするが、それでは、井上が孤独になってしまうから、やはり、松山とくっつけるということなのかな?井上の周囲には悪人しか見えてきませんしね。でも、そうすると「100万回言えばよかった」というタイトルがあまり生きてこない気もしますよね。とにかく、最初に書いたように、根底にある事件が胡散臭すぎて辛すぎる。

あと、佐藤健がシェフという設定で、料理が美味しそうなドラマで始まったのだけど、そういうところが全く出てこなくなってしまいましたよね。そういう点でも残念です。あと、3回でしょうか?そんなに回数膨らませられるか?って思いますよね。

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