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「やんごとなき一族(第2話)」基本、これは喜劇なのだろうが、そこに役者たちがどうハマろうとしているのかの面白さ
色々と、予想通りの展開を見せる第2話だった。とはいえ、話の流れはある程度読めるので、そういうところよりも、役者たちがこのドラマの配役にどう挑んでいくかが面白いところだとわかってきた。そういう意味では、松下洸平などは、全くここでは飲まれている。「最愛」で見せた細かい感情の芝居などいらないわけで、そんな中でどうアピールしようかというところでは、完全な出遅れの感じで、埋もれている。今後、どうキレるかに期待!
そういう見方では、初回でも書いたが松本若菜が最も振り切れている。顔芸も含め、金のパックを施しながら、いやらしさ全開!これからも意地悪一直線なのでしょうね。というか、イメージなど考えぬ芝居に拍手ではあります。
そして、今回のもう一人の主役というか、愛人役の小沢真珠。久しぶりに見ましたが、相変わらず綺麗なお姿で。というか、この人高校生役やってた頃とほとんどイメージ変わってないですよね。だから、この位置の役しかないとも言えるのですが、こういう役だったらオファーが行きますよね。最後の方の土屋太鳳とのタイマン勝負、なかなか見応えありました。
そんな荒れた女たちの中で、木村多江が美しさを保ちながら立っているのはなかなか絵になる。この人も、イメージが変わらない人ですよね。でも、いつ壊れても良い役なので、思いっきり壊れるところが見たい感じ。最後に貞子になっても驚きませんよ。
おばあさまの倍賞美津子は、意外に金持ちのドンというのが似合わないのが判明。所詮、庶民的な女優さんということでしょう。昨年の映画「護られなかった者たちへ」のような役の方がしっくりくるんですよね。この配役はイマイチ!
で、石橋凌と土屋太鳳というのが、なんか既視感があったと思ったら、映画「哀愁しんでれら」では、石橋さん、貧乏側の土屋の父親役でしたね。まあ、この役と真反対でしたが、あの時も、なんで石橋さん、こんな役やってるの?と思ったのですが、今回もなんでこの役受けたのでしょうか?奥様は大きな役も多いし、娘さんも売り出し中。石橋凌は、私はロッカーだと思っているので、あまりこういう役は見たくないのですよね。
そして、松下の愛人を狙う?佐々木希。一生懸命、仕事取ってるのでしょうが、どうも、彼女を見ると渡部健を思い出してしまうわけで、もう一つ、やんごとなき一族には、土屋以上に合わなく思えるのですよね。
あと、いくら気に食わないとはいえ、食材を無駄にする演出はいい加減にしたほいがいい。アニメならともかく、なんかドラマ全体が汚く見える。まあ、原作の画を下に印象的なシーンを作ってるのでしょうけどね、あまり心地良くないですよね。
兎にも角にも、まあ、「妖怪シェアハウス」以上の「妖怪大戦争」みたいなドラマになっていけば、結構、面白いとは思うのですが、なかなか出演者のテンション続けるのが大変そう。