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「となりのナースエイド(第5話)」高杉真宙の正体の見えにくさがスリリングな感じではあるが・・。
ラスト、逮捕したやべきょうすけは姉を殺した実行犯ではなかったらしい。そしてPCから出てきたデータの中に高杉真宙の写真があった。「彼が姉を殺したのか?」。そんなことも思われる次回への流れ。こういうサスペンス感のあるドラマでいいとは思うのだが、全体のゆるさは相変わらず。
そして、先週、注射ができた川栄李奈は、今回は手術後の縫合ができた。着実に医者の姿になっていっていて、タイトルのナースエイドの意味合いがなくなってきている。ドラマは5回目、もうタイトルを「となりの外科医」にしてもいい感じになっている。川栄の代わりに暇そうな小手伸也をナースエイドにするみたいなギャグをかましたらどうだろうか?ともかくも、川栄が外科医であることが、水野美紀をはじめとしたナースエイドたちにバレるのも時間の問題だろう、それをどういう流れでやるかは大事なところだ。
小手の存在意味がわからないと前から書いていたが、今回はファミレスで(病院ではなく)高杉の噂をしていて、それに川栄が反応するという、初めて意味ある仕事をした感じはあった。しかし、彼に付き合う看護師も暇なのか?このドラマ、看護師の存在感がほとんどない。
そして、今回のメインディッシュは、やべきょうすけの献体を取り出して、やべの娘に移植するという、闇の医療ミッション。ある意味、この荒唐無稽さは、「ブラックジャック」の模倣とも言える。つまり、ここでの高杉真宙は漫画的に天才な外科医であり、普通の天才外科医とは少し違う。だから、その謎さを川栄の姉が追いかけていたことは事実なのだろう。いろんな闇を嗅ぎまわれば細かい闇がいっぱい見えてくる。まあ、手術は成功したようで、よかった。
そして、今回で「オームス」の話も明確になってくる。が、ガンが全て駆逐できるという以外の内容は、私の頭の中で咀嚼できなかった。なんだこのバーチャルリアリティ医療のようなものは?だいたい、研究してるのが古田新太だというところでいかがわしいのだが。で、この装置に耐えられそうなのが、川栄だということらしいが、この装置にかかってるのは、患者なの?医師なの?そこのところからよくわかっていない私は馬鹿?もう少し、ちゃんと教えて!!
とにかくも、緩さが残ったままに、ドラマはコミック的医療サスペンスに転換して行ってるのですよね。そんな中で矢本悠馬とか小手伸也をどのように動かして、つまらぬギャグを落としていくかが見どころか?いや、最後にオームスが使えるのがこの二人だったみたいな話が私は好きですが・・。
でも、そんなドラマの中で川栄李奈の演技はなかなかいいですよね。それだけは言っておきたい。