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「インフォーマ(第5話)」森田剛が全て殺めた後で登場する横浜流星!!

まさかのポンコツ1号を演じるのが、横浜流星とは?結構、驚いた。そして、その女が北香那。そして、前回、佐野玲於が桐谷と絡むのを退いたのは、ここでとんでもないことが起こるからだったのですね。

今回は、前回お互いに捕まった、一ノ瀬ワタルと淵上泰史を交換する場を持って、森田と桐谷がどんなやりとりをするか?というところが見物だったわけだが、この会合するバーがなかなか凄い風景。

全ては、森田が設定した舞台のようなものである。そして、そこに桐谷が見事にハマってしまうという展開。流石に、店自体、全員が敵の手中にあるとは読めなかったという流れである。

そこに、紛れ込んでしまった、佐野を自ら引き継いだ山中崇。彼が、やってきてバーテンダーに酒を頼み「ここではこういうことがあるんですか?」と聞くと、バーテンダーは「なんですか?」という感じでポーカーフェイス。ここから、このバーの不穏さが伝わってくるわけだが、怖いのは、森田が桐谷たちを撃って騒がしくなっても、周囲の満席の客たちがなんの反応もしないことだ。全ては、この瞬間が何もなかったという設定の中で森田たちの芝居が行われている。なかなか反社作品としては面白い設定。

考えれば、こういう出入りを行なっても、今はどこでカメラに狙われるかもわからない状況。そんな中で、ことを荒立たせずに、いらないやつを殺めるにはこういう方法があるということだろう。怖い話だが、実際にこのくらいのことが行われている可能性はある。つまり、警察が介入できない隙間は作ろうとすれば作れるということだ。ただし、参加した人々が一人も裏切らなければである。

そんな、修羅場とはパラレルで、北香那が、佐野に、ポンコツ1号の話を始めるわけだ。次週は、その話、つまり森田たちとの因縁について語られるようだが、ここの主役が横浜になるということなのだろう。全体にブラックなキャストだとは思ったが、ここで彼が入ってくることでドラマの空気は一気に変わりそうだ。

ドラマはちょうど折り返し点にあるのだが、ここから過去の話を入れて、佐野の本当の仕事が待っているということか?石橋蓮司が何者かもまだ正体バレていないが、なかなか展開的に見えないところが面白い。

そういえば、森田たちはこの時点で、もう一人殺すはずのヤクザの親分をまだ殺せていないわけですよね。過去の話から、その現在の話にどう戻していくかも興味深いところ。とにかくも、過激な流れは変わらないし、テレビドラマとしては、毎回、新しさを感じさせてくれているところは評価できる。


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