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「無能の鷹(第3話)」フリーダムな会社にフリーダムに対応するとこうなる?

フリーダムな会社にフリーダムにプレゼンして、見事に仕事を受注できる話。今までもそうだが、菜々緒が仕事のことに全く興味がないせいで、打ち合わせが変な方向に進むが、それが功を奏してしまうと言う話。そう、仕事がマニュアル化する昨今の中では、能力がないと言うことがアウトローになることがよくわかる。直接的でなくても、今の仕事の仕方に物申しているすごいドラマである。

そして、今回は、同期のさとうほなみと土居志央梨が同期入社だが、実は高校から同級生だったと言う話。そして、仲良くなったきっかけが、土居が授業中にノートを撮るのが面倒くさいので、カメラで写真撮ってたら、それはズルだとさとうが注意したことからだった。まあ、今の高校生ならスマホでノート取る子は結構いるでしょうね。授業を録音する子もいる気がする。でも、それをズルと指摘する子はいないだろう。そう言う意味ではドラマ設定で彼女たちは入社13年目になっており、高校の時にはスマホはなかったのは事実で、まあ、まだ高校生が真面目にノート取るのが当たり前の時代に土居がこれをやってるのがなかなかすごいのだ。そして、その後、自分が写真を撮ったものを皆に共有するという話が出てくる。まあ、そうなってくると、授業に出なくてもよくなってくるし、フリーダムなのだよね。そして、時間は有効に使えるしね。

土居は、「虎に翼」のよねさんで、多くの人に知られるようになって、次に作品がこれ、全く違ったキャラだが、なかなか見事にこなしている。全く内容がわかっていない菜々緒とソフトの話をするのも面白かった。そして、さとうほなみとの絡みもお見事。そして、さとうもちょっといかつい感じの美女役をなんでもこなしますよね。そして、こう言うタイプが最近あまりいないので使い勝手はいい。そして、一部の男たちには、結構こう言うタイプが好きな人々がいるのは確か。まだまだ需要はありそう。

そして、今回は、さとうが菜々緒を一緒に営業に連れて行くという流れ。そして流れで塩野も一緒についていき、彼が説明するも、堅苦しいのはダメみたいで、一旦返される。そして再チャレンジ。が、説明しようとしていた時に、菜々緒が首につけてるスピーカーが鳴り出す。どこかのBluetoothがつながったのだろうが、向こうの社長の本多力が、小さくしてと言うのに音量を上げる。それに合わせてラップで説明を始めるさとう。そして、向こうの部下たちもそれに応戦してくる。で、塩野も混ざって行くと言う流れ。菜々緒は手を叩いてリズムをとってるだけなのだが、この風穴を開けたのは菜々緒である。そう、全くマニュアルを知らない人間を入れたことでフリーダムな営業ができたのだ。ある意味、漫画の流れだが、何か、このドラマ、私たちに忘れていたものを思い出させてくれてる気がする。そう言う意味で、菜々緒のキャラはすごい秀逸。面白いのだ。次回も期待である。

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