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「季節のない街(第4話)」勝手にスワッピング、勝手に自分の子供

もう、どう考えても山本周五郎という感じではない話になっている。ある意味、この辺の役者を動かすには、宮藤官九郎、暴走しすぎの気もするが、面白いので、いいのだろう。

まずは、池松壮亮、土方みたいなアルバイトを始めたようだが、今回は金の話はなかった。もう、そんな世俗などどうでもよくなったということか?そして、仕事仲間の二人、荒川良々と増子直純と3人で毎晩のように飲んで1日が終わっていくような生活。

そして、飲んで、何の話をしているかと思ったら、「昭和55年の烏丸せつこは人類史上最高の小悪魔だ」という話。これは、宮藤官九郎がそう思っているということか?確かに「四季奈津子」とクラリオンガールの烏丸せつこのポスターにはそそられた。裸の上にTシャツ一枚。それで海に入って体のラインは明確に・・・。まあ、荒川良々の意見は正しいのかもしれない。世の中が、そういう時代のSEXシンボル的な話をいえなくなった今日っていうのは、やっぱり不健康だよね。そう言われると、マリリン・モンローという人の名前も出てこなくなってる今日この頃だよね。

その荒川の女房がMEGUMIだというのは、納得いく話だ。そして彼女のおっぱいも烏丸せつこ級。だから、今回はおっぱいが目立つ服を着て、フライパンの上の目玉焼き二個はおっぱいみたいだった。で、そこには荒川がいなくて、隣の高橋メアリージュンと結婚してる増子がいる。そのまま、その家に泊まってしまい、隣の高橋のところには荒川が泊まることにって、この状況を画だけで描いてしまうクドカン、やはり天才。つまり、仮設住宅でのスワッピング状態。そう、被災地の性は自由らしい。よくわからないが・・。

その後に出てくる、前田敦子と塚地武雅の夫婦。前田はアイドル、ベジっ子のメンバーで、慰問に来てここにいついたらしい。(これ完全にネギっ子を意識した名前)そして、塚地と5人の子供に恵まれたといういい話かと思ったら、全ての子供の親が違うという話。前田、結構、こういうサセコの役をやったりするよね。俳優として、彼女が何がしたいのか、イマイチわからない。華がないから、徹底的にグレートな脇役に徹すればいいのだろうが、やはりAKBでNO1だった栄光は彼女を呪縛する感じ。今後にもあまり期待はできない。でも、インド人とまで寝るなんてね・・。

まあ、とにかく、被災地は性が自由だという話らしい。確かに、体育館でダンボールを境にいろんな家族が住むところから、なんか、一気にマッチングアプリの中に入ったみたいな世界だものね。もしかして、政府がいつになっても災害地の対応をちゃんとしないのは、少子化対策?そこで子供ができたら、金くれるとか、嘘の噂出てないか?とにかくも、今回は性の自由な世界のお話でした。まあ、最後に池松のおかげで、荒川と増子は本当の嫁のところに帰れて良かったということですよね。



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