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「プライベートバンカー(第2話)」資産は分散して活かせということで、信頼もまた分散すべし
前回は長男の安井順平が突き落とされて、家族内が騒然するところで終わる。そして、今回はその安井順平の「愛人ロンダリングスキーム」についてのお話。で、前回、唐沢寿明の助手になった鈴木保奈美はもうちゃんと、彼にひっついてお仕事のお手伝い。で、彼が通っていたヨガ教室に生徒で潜入して身体を痛める。こういうギャグっぽい役をやらせてもついていける保奈美さん、まだまだ若いですな。
そして、そのヨガ教室の講師の垣松祐里が安井の愛人だったということを突き止める。垣松、こういう役が多いが、確かに愛人顔というか、こういう役が似合っている。昨今はこっち系の役ができる人が少ないから華奢な体型だが重宝されるでしょうな。後から出てくる他の愛人であり、ラウンジ嬢である役者たちとは違って一枚上手な感じがするのも良い。で、安井と豪華な部屋でバスローブを見に纏う姿もなかなか似合っていた。
まあ、愛人を会社の経費で食わしていくという話はよくあるが、最初に垣松のために会社を作ってやりそこに判をおさせて、その会社に増資、そしてまた経費を使えるようにして、そこから他の愛人の経費を出していたという話。事業実態がないのにこれをやるのは、昔なら政治家がよくやっていたようなことなのだろう。今話題のテレビ局の人もこんなことをやっていそう。そう考えたら、女子アナで会社作ってもらった人とかいるのかな?まあ、女子アナもラウンジ嬢の代わりということですよね。
そんな中で、鈴木も、前回もらったお金を株に投資して損をしてしまう話が出てくる。全て一社に注ぎ込むという無謀さをわかりやすく見せて、資産運用の分散化は大事ということを言っているわけだ。
で、ドラマ内にはそんなエッチなシーンは出てこないが、なんかこういう話だけでいかがわしい香りがしてくるもので、その辺りはドラマの作り方うまいですよね。垣松があてがわれたマンションにしても、こういうエントランスが広いだけでなんか住んでる女子には裏があるように感じるもので面白いというところ。そこで、トイレットペーパー抱えてたりする貧相さもまたうまいところ。
で、最後は安井が目覚め、彼女たちに二億円を支払うことを同意せざるおえない形に。こういう役は安井に似合っているということだ。しかし、唐沢、本業はこの一家のプライベートバンカーなのだが、かららの首根っこを捕まえて金を取っていくわけね。彼の本心はどこに?そして、最後に安井を突き落としたのは彼の秘書だということをばらし、その愛人で安井の妻のMWGUMIを内通者としたてることに成功。まあ、彼に逆らえないように一家をまとめるというのがこのストーリーの本質のようだ。
次の餌食は土屋アンナ?どうなることやら・・。